今年の夏休み。去年に続いてのコロナ禍でまだまだ旅行に行ける兆しが見えてきません。。
かといって、せっかくの長期休暇。ずーっと家に篭りっきりというわけにもいかないので、感染リスクを減らしつつも夏休みらしい楽しみ方を模索してみました。
ザリガニ
まずは万博公園でのザリガニ釣り。
以前から実施されていた外来種駆除目的のイベント。バケツと釣り竿と餌を貸していただけて2時間ひたすら釣り、リリースせずにそのままお渡し(そして駆除・・)という流れ。
回を重ねるほど人気が高まり、最近では先着順で開園ダッシュしないと行けないほどの人気ぶり・・。コロナ禍ということもあって事前に電話で予約するシステムになりましたが、電話もなかなかつながらないほどの人気ぶりでしたが期間中、2日程を予約させていただきました。
2日程目となる今回は、妻が仕事のため、真夏の13時という暑さ絶頂の時間帯にチャレンジ。一度行っていた子どもたちにスポットとやり方を教えてもらい、いざ開始。
メインのスポットはビオトープの池で大きなザリガニを皆さん狙ってますが、我が家は子どもたちオススメの誰もいない小川で黙々と楽しみます。
小さなザリガニ達がたくさんいますが、スルメイカを掴んでも力が弱いので、持ち上げると落ちちゃいます。そ~っと持ち上げてひたすらキャッチ。
小さな魚たちも捕まえたりしてあっという間に制限時間に。15匹程度でしょうか。可哀想ではありますが、万博公園の生態系維持のために事務局にお渡しして、万博公園を後にしました。
川の生き物
この日は市のイベントで川の生き物探し!コロナの中でも色々な工夫をして開催いただけることに感謝です。
夏真っ盛り。朝10時の集合時間でもジリジリ暑く川の水が気持ちいいです。
大学生のボランティアの方に捕まえ方や生き物の解説を聞きながら、網を片手にひたすら魚を狙います。
それにしてもこちらも外来種が多い・・。ウシガエルのオタマジャクシがうようよいます。
たくさんのエビにモツゴやウキハゼを捕まえて、家で飼うことに。簡単なフィルター付きの飼育セットをホームセンターでゲットして夏休みの観察にします。
なかなか獰猛なモツゴが食べてしまったのか、エビは日を追うごとに少なくなり・・2匹いたハゼも1匹はお亡くなりに・・。
残った2匹は元気に毎日メダカを餌をパクパク食べて育ちます。
元気に育ちましたが、やっぱり流れのある川で元気いっぱいに育ってほしいので、後日同じ場所にリリース。楽しい思い出をありがとう!
カブトムシ
昆虫の王様、カブトムシ。今や普通に売ってることを見かけることも多く、子どものお友達からもらったりして何だかんだ毎年のように育てていますが、やはり「カブトムシを採る」ことを子供に体験させてみたいと前々から思ってました。
家の近くの公園で「カブトムシが採れる」ということは聞いていたものの、いつもタイミングを逸していたので、今年こそはとチャレンジすることに。
まずは下見がてらに朝早く起きて公園に行ってみると・・見つかる気配が全然ない。。
こんなときにいつも助けになってくれるのが、「通りすがりの近所のおじさん」。この日も、「絶対いる場所を教えてあげる」と蜜が出ている木が多い場所を案内してくれます。どうしてこんなに親切なのか・・。そしてなぜにこんなに物知りなのか・・!
蜜が多い木にはカナブンやそして必ずといっていいほどスズメバチが!そんなスズメバチの横に頭を突っ込んでいるのが・・いた!カブトムシ!
本来はスズメバチは避けるべき相手ですが、軍手をしてそーっと裏からカブトムシをゲット。ドキドキでした。
そうこうしているうちに日は昇り、暑くなってきたのでこの日は退散。
メスが1匹で可哀想なのと、夜はスズメバチが少ないという情報をもとに、再度リベンジすることにします。
夜8時頃、懐中電灯を片手にこの前、教えてもらったスポットに向かいます。
すると・・、いた!!カブトムシ!!!
これぞ昆虫の王様。野生のカブトムシは心なしか立派です。スポットを巡ると・・いるわいるわカブトムシ。
元気に蜜を食べ、交尾をし、ケンカをし、繰り広げられるカブトムシの世界。まさか近場がこんなことになっているとは。
夜はスズメバチもおらず、何より涼しく快適に楽しく昆虫採集。以前のメスは同じ場所に戻し、新たな2ペアだけ家に持ち帰って育てることにします。
毎日ゼリーをあげて世話をして、時には夜に脱走してキャアキャアと騒ぎになったりといい思い出を作ってくれました。
お盆明けには元いた場所にリリース。そのときにはもうカブトムシはおらず、カナブンやGばっかりという不思議な森の生態を実感します。
後日・・
卵があるかなぁと堀起こしてみると・・なんと大量の幼虫たちが!?
15匹ほどいたでしょうか。ビックリ。慌てて腐葉土を買ってきて来年に向けて飼ってみることにしました。
※閲覧注意!苦手な人はご遠慮ください※
そんなこんなの生き物に囲まれた夏休み。
以前から飼っていたメダカも気づけば30匹ほど稚魚が生まれており、果たして我が家には何匹の命がいるのでしょうか・・。