今日もドラッカーの本から気にいった言葉を。
今回は第2章「成果能力」という章からのピックアップです。

- 作者: P・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 単行本
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「成果をあげる者は、社会にとって不可欠な存在である。同時に、成果をあげることは、新入社員であろうと中堅社員であろうと、本人にとって自己実現の前提である。」
「成果をあげることは一つの習慣である。実践的な能力の積み重ねである。実践的な能力は、習得することができる。それは単純である。あきれるほどに単純である。」
成果によって給料やボーナスが変わってしまう今日この頃。
けど、特にSEなんて仕事をしている自分にとっては成果っていうのはなかなか見えづらい。
営業職と違って、数字で判断できるわけでなく、かといってIT技術が高けりゃいいわけでもない。
そういった中で、成果について考えたりしてると、どうしても才能とかセンスって思ってしまうんですよね。
そんな考えに釘を刺してくれるのがこの言葉。
まず、成果をあげることは社会人にとって大前提であると。そしてそれをあげることは実践的な能力の積み重ねであると。
なるほど。
成果をあげるっていうところからスタートしたらダメなんですね。
今、自分は何をすべきか。何ができるのか。
それを考えて、実現するためのスキルをつけていくなり、
周囲を巻き込むことで、確実に達成させる。
よく考えたら、それこそがまさに成果。そんなことに気づかせられました。
つい先日、こちらでの最後の仕事となるであろう、大きな仕事を受注することができました。
半年以上前からの提案が実を結んだ形になりました。
いっちょここで成果っていうやつをあげて、2年間の集大成としたい、そう考えてます。