前回、前々回に引き続き、ドラッカー3連続。
今日は第3章-貢献 -の中で気に入った個所を紹介します。
- 作者: P・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 単行本
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「成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。手元の仕事から顔をあげ、目標に目を向ける。組織の成果に影響を与える貢献は何かを問う。そして責任を中心に据える。」
「自らの貢献を問うことは、可能性を追求することである。そう考えるならば、多くの仕事において優秀な成績とされているものの多くが、その膨大な可能性からすればあまりに貢献の小さなものであることが分かる。」
これらは社会人2年目の自分にとって、ガツンと響いた言葉でした。
今自分が取り組んでいる仕事、忙しいと思っている仕事、それって実は「ちゃんとできて当たり前」なんですよね。
僕はシステムエンジニアをしてますが、必然的に、構築などの目標は納期内に構築を終わらせること・高い質のシステムを提供することになります。
現に、さっきまで某お客様のサーバ切り替えをして、無事にそして予定より早く終了してお客様に喜んでも頂けました。
でもやっぱりそれって一人のシステムエンジニアとしては当たり前なんですよね。ドラッカーの言葉を借りれば、そこから「顔を上げなければ」ならない。
例えば、今回構築が予定より早く終了した理由の一つとして、分刻みの手順書を作成し、構築メンバ間で複数回イメージだけでリハーサルを行ったことが挙げられる。
そういう手順書をチーム内にフォーマットとして提供するところから始め、みんなに使ってもらうとする。
当然、組織としての効率は上がることになる。そういう部分を意識できて初めて、それが成果と受け止められるんだと思います。
もうすぐ3年目の社員になるにあたって、一皮むけてそうした部分を常に意識していけるようあらためていきたい今日この頃。