7年前に購入した龍泉刃物さんのパン切り包丁、この独特の紋様がカッコよく愛用してますが、そろそろ切れ味もだいぶ鈍くなってきたので、研ぎに出しました。
買った際に付いていた無料研ぎ券を使って、一度は研ぎに出しましたが、それ以来なかなか出すきっかけがなく・・。
あらためて調べてみると研ぎ代は1000円という安さで、Webで申し込みできるという気軽さもあり、思い立ったが吉日ですぐ注文。
わずか1週間ほどで返ってきました。輝かしさを増して、切れ味復活。早く出しておけばよかった。。次からは定期的に出そうと決意しました。
その流れで、もう一つの愛用包丁の京都有次の名品、「平常一品」も研ぎに出すことにしました。
こちらは結婚祝いに頂いた15年ものの包丁になります。同じくこちらもなかなか研ぎに出すことができてなかったので、欠けがあったりサビが浮いていたりとなかなかの痛み具合。
有次は、Webというわけにはいかず、京都は錦にある工房に包丁とメモを同封して直接送り、着払いで受け取るスタイル。今回はちょうど実家に帰るタイミングもあったので、錦の店舗で仕上がり品を受け取ることにして送料を浮かします。
有次は約1ヶ月程度、納期がかかるとのことで気長に待ちます。
欠けもすっかりキレイになって、刀のような銀色の輝きをまとって手元に戻ってきました。
平常一品はステンレスで鋼を挟み込んだ作りになっていて、鋼の切れ味とステンレスのメンテナンス性を両立した逸品です。創業460年以上になる有次さんの伝統を守りつつも、現代人が快適に使えるのはありがたい限りです。
有次を1ヶ月預ける間の留守を担当するのもこれまた20年超選手の木屋・エーデルワイスの三徳包丁。こちらも負けじと創業250年の名作ですがさすがにボロボロになってきていたこともあり、今後もこうしてメイン包丁を研ぎに出すこともあるだろうと新しい包丁を買うことに。
ちょうど結婚記念日に近かったので、結婚13年の感謝にこちらをプレゼントすることにしました。
燕三条は吉田金属さんのGLOBAL包丁。
こちらは歴史としては先程の包丁たちと比べると70年とまだまだ若いですが、現代でもまったく朽ちないこの先鋭性のあるデザインが所有欲を掻き立てます。
このトガリ具合が、なかなか当時の日本には受け入れられず、海外で認められてからようやく日本で浸透したそうです。
こちらもメンテナンスが非常に良心的で、送料が込で約1500円と破格。2週間程度で戻ってくるとのことでこちらは活用しない手はありません。
日々のメンテもしっかりしつつ、時にはがっつりとメンテナンスをお願いしながら、長く付き合っていきたいと思います。結婚記念日のプレゼントだからというわけではないですが、夫婦関係とも似ているような気がします笑。