夏休み2020 in 北九州

緊急事態宣言も明け、世間は日常生活が戻りつつありましたが、その一方で当然ながら感染者数は増加するばかり。ニュースもどうしても「感染者数」に着目しますし、GoToキャンペーンなど国の施策への批判的な見方もあって、自粛の意識は依然として高い状態が続いています。

理屈よりも世間からの目が結局のところはポイントになるので、遠出はキャンセルし、近場での釣りや、家で断捨離など我が家も基本的には自粛モードで過ごしています。

そんな中で迎える夏休み。お盆の帰省についてニュースを中心に世論が巻き起こり、地域差はもちろんあるものの、「帰省は我慢」という風潮が漂う空気感。

直前まで色々と悩んだ結果、理屈的には自分自身が大阪に帰るのも、家族が北九州に来るのもリスクとしてはほぼ同じなので、自然の中でより遊べる九州に来てもらったほうが楽しめるのではということで、家族を北九州に呼ぶことにしました。

ただ、周囲から見れば「帰省」と何ら変わりはないと映るわけで、少しでもストレスを減らすためにトランクは宅急便で事前に送ったり、北九州を拠点に車移動ですべて日帰りにするなどして可能な限りで配慮することに。

北九州を中心に、遠くても車で2時間程度の範囲で自然の中で思いっきり楽しむことをテーマに、1週間の家族ワンルーム生活を送ってみました。

途中、予定外の台風通過もあり、屋内遊びしか難しい日もありましたが、密を避けつつ北部九州の魅力を思い切り満喫することができた夏休みでした。

詳細はそれぞれの記事で書いていきますが、ダイジェスト的にはこんな感じで毎日を楽しむことにしました。

1日目:家族到着→勝山公園で発散→回転寿司に舌鼓

2日目:関門海峡付近で船釣り(アコウ・カサゴ真鯛をゲット!)

3日目:響灘グリーンパークでアスレチック

4日目:九州鉄道記念館→瓦そば→関門海峡ミュージアム(雨)

5日目:磯遊び(若松千畳敷)→プチ誕生日会

6日目:干潟体験→宇宙科学館(佐賀)

7日目:角島大橋→海水浴(下関)

8日目:皿倉山ケーブルカー→肉ランチ→家族帰阪

外食は極力控え、2日目に行った釣りで大漁だったおかげで毎晩、魚を飽きるくらい家で食べまくったり、道の駅で買った名産品を外で食べるなど新しいスタイルで楽しんでみました。

北九州に赴任して今年で3年目を迎えるので、来年の夏には北九州を離れる可能性が高く、夏を家族で楽しめる最後のチャンスを思いっきり満喫できたかなと思っています。「こんな良い場所だったら家族で引っ越してもよかったかも」なんて会話になるほど、色々な魅力を十分に体験できた1週間となりました。

しかし、どこに行っても驚くほど少ない人出。。なるべく三密な場所を避けて出掛けたつもりですが、どこに行ってもガラガラ。観光や外食といった消費が冷え込みきっている現状を身をもって痛感した夏休みとなりました。

引き続き、感染防止には十分に気をつけながらも新たな方法で色々な楽しみを見つけていきたいと思います。

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