2016年に大阪は茨木市にマンションを買って約6年。
築15年位の中古で買ったこともあり、たかが6年では古くなった感じは全然しません。むしろ生活に馴染み、ますます暮らしやすくなってきたような感じすらします。
一方で、周囲の環境は大きく変わりました。北摂地震や台風に見舞われたことで昔からあった家の多くが取り壊され、またコロナによってお店も大きく様変わりしたような気がします。
たかが6年ではありますが、入居当初には予算の関係でリフォームに手が回らなかった水回りは正直限界。
単身赴任で車を手放したので、そろそろ車を買おうと貯めていたお金。コロナや在宅勤務でSTAY HOMEの時間が増えたこともあり、また車は家の向かいにも新しくステーションが増えたタイムズカーシェアで十分ということもあり、その軍資金を使ってリフォームを決意します。
1.店選び
初めは工務店で相談をしましたが、正直、提案力という部分ではしっくりこず。せっかくならどうせ高いだろうけど聞いてみようということで、マンション系列のハウスメーカー系リフォームさんへ問い合わせ。
同じマンション系列ということで、他の部屋でもたくさん施工例があり、そのあたりが非常に参考になりました。提案レパートリーの多さと提案力、そして一つ聞くとすぐに返してくれるレスポンスの良さに実力を感じました。
それでいて何と見積もりも安く、こちらに即決。ここから約半年の検討が始まりました。
2.リフォーム箇所
風呂
まずはお風呂。マンションでは一番大きなサイズということで、お金がかかった場所でした。
新築用の天井高が高いタイプをチャレンジで入れていただきました。(入らなければ現地で切る約束で)
北九州時代から愛着があるTOTOさんで。手入れを優先にカランはシンプルなものに、棚などは極力つけず。
奥のアクセントパネルが一番悩んだところでしょうか。結果的にこちらを選んで大正解でした。ダウンライトもイメージどおり。
悔やむべきは物干しの取付具。使わない時に端に寄せる取付具も含めて4つもついちゃいました。。普段はここには置くつもりがないのでこれは誤算・・。
今も毎日、入浴後は拭き上げてキレイを維持しています。
洗面所
目指したのはホテルの洗面所。
リフォーム業者さんが推しのタイル床材。そしてLIXILさんのオーダーメイドで長い洗面所を入れていただきました。
洗濯機を囲んでいた建具と壁は取り壊し、スッキリ。洗濯機の上には大工さんに棚を作っていただき、水栓もシンプルなものについでに作り変えていただきました。
手洗いや照明は手をかざすだけ。コロナの時代、ここ大事です。
この幅で鏡が4つにならず、高級感があって機能も両立していたのはLIXILさんだけでした。
それぞれのショールームに軽く2回ずつは行き、PanaさんやTOTOさんもじっくり見ましたが、このサイズを作ろうとすると費用が倍くらいに・・。
このパネルの風合いも抜群でこれに決めてよかったとシミジミ。
営業さんのオススメで、ライトも意外にこだわっていて、洗面台上のスポットライトは白色で強め、センターは温白色で拡散性のライトで。洗面所の女優ライトと組み合わせて自由自在です。
トイレ
こちらも大きく検討が揺れた場所でした。
一点だけ、最初から最後までブレなかったのは「TOTO」一択だったということくらいでしょうか。
就職活動でもご縁をいただいたり、また、つい最近まで北九州のお膝元に住んでいたこともありTOTO以外の選択肢は一度もよぎりませんでした。
まず初めの候補は浮くトイレ。
棚でタンクを隠し、あたかも浮いているように見えるアレです。子どもがおしっこを失敗しても、下に入り込まずに掃除ができるということで新幹線駅のトイレなんかもこれになっています。
そして無駄にかっこいい。ただ・・、どうしても許せなかったのは後ろのキャビネットのサイズ。サイズが柔軟には設定できず、わずかながら横に隙間ができるとのことが決定直前にわかり、即断念。
最終的にはタンクレストイレのネオレストAHに決定。
こちら、ややこしくて全く同じ機能でデザイン違いのAHとRHがあります・・。卵っぽい形と角張った形。悩んでいるときには、なんて消費者泣かせなんだろうと思いましたが、選択肢を与えてくれていることにはともかく感謝です。
さらに悩んだのは奥のアクセントカラー。サンゲツさんでアドバイスをいただきながらこれでもかというくらいに悩みましたが、最終的にはこちらで決定。
床材は洗面所と同じで、横のパネルは汚れ防止と高級感のために取り付けました。手洗いはこちらも自動水栓をチョイス。便座開閉や水洗も自動なので完全にタッチレスが実現。
惜しむらくは、KAWAJUNの紙巻き器。見た目と品質で選びましたが、機能性が。。紙がすこぶる回りにくく、壁を響く爆音にゲンナリします。ウレタンシートなどでDIYして今となってはだいぶ静音にはなりました。
ネジ位置も特殊でパネルに穴を開けているので、簡単に付け替えもできず。ベタでもTOTOのもので良かったのかもしれません。
3.工事期間
家のお風呂には4日間ほど入れなかったので、カーシェア借りて夜は近所の極楽湯さんへ。
時にはここで夕食食べたり、食後のアイスを食べたりと非日常気分をたっぷりと味わわせていただきました。
これもまた良き思い出。
4.総括
色々それぞれ悩んだポイント、悔やむポイントはありましたが、結論的には大満足。
対象は水回りということで、上記の洗面所とお風呂とトイレがメインどころ。加えて、普段からここにコンセントがあればな!と思っていたところにコンセントを増設したり、畳を張り替えたり、謎に貼られていたことに気づいた防犯フィルムを剥がしたりとチョイチョイ工事をお願いし、かゆいところに手が届く仕上がりとなりました。
これだけ多くの悩みに付き合っていただき、少しのリクエストに多くの情報を返していただき、たくさんのアドバイスを頂いて、このお値段で本当に元が取れるのかと感心しました。
大手のハウスメーカー系でも、人の手で工事する以上はどうしても施工ミスはあるもの。ですが、そうしたときの対応が肝心だと思います。気になったところは即座に指摘して、納得できるまで対応いただきました。
キャンペーンでルンバまで頂いて、もう至れりつくせり。
愛着が深まった我が家で、これからも家族の成長を紡いでいければと思います。