2022GW弾丸宮島&広島旅行

3年ぶりとなるコロナ制限なきゴールデンウィーク。周囲にも遠出の方が増えているところで、個人的にも北海道あたりにひとっ飛びしたかったですが何となく申し込むタイミングを逃して今回はプチ旅行でガマン。

たまたま通勤途中に見つけた「GW子ども1000円切符」というオトクきっぷで行けるところを探すことに。

JR西日本の切符なので、山陽新幹線北陸本線。去年までいた小倉もよし、岡山もよし、昔に住んでいた金沢もよし。悩んだ結果、とりあえず広島に決定!

広島から岡山or小倉に行くツアーも検討したり、広島で一泊することも考えましたが、結果的にそこそこ高くついて本末転倒感があったので日帰り弾丸ツアーで決行します。

朝5時半に起床し、少し早めに新大阪駅に到着。駅弁やコンビニで朝ご飯を買い込みます。昔、おばあちゃん家に帰る時によく食べた"越前かにめし"をチョイス!

さすがコロナ解禁のゴールデンウィーク、朝早い便でも駅はごった返し、車内も満席です。ご飯を食べながらあっという間に到着です。そこからは快速電車にしばらく揺られて宮島口まで。

宮島口でお目当ての「あなごめし弁当」を買って、フェリー乗り場に向かいます。

約10分の船旅、ようやっと出会えたシンボルの大鳥居が・・

勝手にもう終了したと思い込んでいましたが、まだまだ絶賛修復中でした・・約70年ぶりの大規模修繕とのことで、少なくとも自分はもう一生見られない姿となるので、まぁこれはこれで貴重な姿ということにしておきましょう・・・。

現在の鳥居は平安時代から数えて8代目にあたり、約140年以上が経過しているのだとか。次に朱色の鳥居を再び見にこれる日まで楽しみにとっておくことにします。

まだ人が少ない表参道商店街で、もみじ饅頭の食べ比べをしながら厳島神社に向かいます。

個人的に一番は吉川七浦堂さんのもみじ饅頭。こし餡一筋にこだわった風情ある店構え。他の有名どころと比べて圧倒的に添加物も少なく、原材料にベーキングパウダー以外のカタカナはありません。甘さも控えめで上品な味。

変わり種といえば、昔からある「揚げもみじ」。箕面のような紅葉の葉っぱを揚げたものではなく、紅葉饅頭をそのまま揚げた不思議な逸品です。今や定番になり、お客さんも増えて2号店までできていました。懐かしい・・。

そんなこんなでようやく厳島神社に到着。神社内も所々、修繕のためのシートがかかっていましたが、やはり水に浮かぶ神社は趣があります。子供たちは海に泳ぐ小魚に夢中な様子・・。

参拝を終えてもまだ10時過ぎなので、近くの「宮島水族館」に足を運んでみます。全面改装されたということもあり、面白い展示になっています。規模は決して大きくはありませんが、この地域ならではの瀬戸内海を再現した牡蠣棚の水槽やカブトガニの展示など十分に楽しませてもらいました。他では大体有料のドクターフィッシュや今や閉鎖も多いタッチプールも特に制限なく無料で自由にできるので、子供たちが無限に楽しめます。

今回は旅の時間に余裕もあったのでなるべく急かさないことを心がけていたものの、さすがに船の時間もあるので最後は慌てて水族館を後にしました。

帰りは平和公園まで直通の高速船に乗る予定ですが、今日は潮位の関係で14時15分の次は18時ということで、少し帰路を急ぎます。

・・が、どうしても定番のこれは外せないということでいただきます!

14時前に無事に桟橋に到着し、最終の乗船券を先に購入。船が発つ前に海を見ながら「あなご飯」タイム!これはもう格別です。

船に乗り込み約45分。海を高速で走り、広島市内に入ると川で平和公園まで。本日は潮位の関係で外には出られませんでしたが、海であれだけ痛ましい事故があった直後、安全第一です。

中では観光解説も上映されており、楽しみながら、そして時には爆睡しながら快適な船の旅を楽しみました。

船を降りると目の前にあったのは有名な川沿いのカフェ。

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少し小腹が空いていたのもあり、ピザと名物の生搾りオレンジジュース、デザートに大人たちはカプチーノにティラミスを、子供たちはジェラートやレモンスカッシュを楽しみます。気分はイタリア。

観光気分を十分に満喫し、ここからは平和学習。原爆ドーム、平和記念資料館で戦争を直視します。平和記念資料館は長蛇の列で約1時間弱の入館待ち。先に並んでから公園や原爆ドームを行けばよかったとちょっと後悔。。夕飯のために残された時間は約1時間。入館してからはかなり足早の見学になってしまいましたが、子どもたちにはショックが大きすぎることもあったので結果オーライだったのかもしれません。。

修学旅行で行った当時、人形の展示にビビった記憶がありましたが、3年前のリニューアルで撤去されたそう。怖かったからかな?と思いきや、「実際の被害はあんなものでなかった」という批判があり、誤った記憶を後世に残さないためということだそう。極力、実物の展示を中心に切り替えて、見る人が想像しながら理解を深めるという趣旨で説明も極力、簡易になっているのだとか。

資料館を出た時には、正直気分が重たくなっていましたが、こうしている今も、ウクライナの地で戦争が起きている現実を受け止めないといけません。

慌ただしくバスに乗り、最後のイベントとなる夕食に広島駅まで。

夕食はもちろん広島焼き。駅の有名な広島焼きの店は軽く1時間は超える長蛇の列・・。今回、我が家は広島焼きを自分たちで作る体験型の施設で広島焼きの理解を深めることに。おたふくソースが運営する「OKOSTA」という駅構内の施設で約2時間の広島焼き体験。

おたふくソースの社員さんとたくさんのスタッフの方に優しく丁寧にサポートしていただき、子どもたちも楽しく広島焼き作りを体験できます。

鉄板の場所での温度の違いを使い分けたり、生地やキャベツ、豚肉やソバをそれぞれに適した焼き方、蒸し方になるように重ねていきます。大阪のお好み焼きは混ぜて乗っけるだけなので、より手間がかかるという印象でした。なので、広島の方は家で作るのはめっぽう大阪風で、広島風は「店で食べるもの」だそう。

ホスピタリティ溢れるスタッフの皆さんが終始、楽しく場を盛り上げてくれて最後まで楽しめました。やはり大阪人は他の地域と比べてコテさばきが上手いのだとか笑

ネギやチーズトマト、イカ天かすなどトッピングも自由に選べます。

ジャーン!自分はネギをチョイス。大阪風とはまた違い、生地が薄いこともあってペロリといけちゃいます。

また、限定のおたふくソース含め、10種類くらいのソースを自由に使わせていただけたりするので最後まで飽きずにいただきました。1人2000円弱と正直、お好み焼きにしては値が張りますが、駅でお好み焼きを食べると1500円くらいはすることを考えると十二分にコスパ良しかと思います。

20時過ぎに終わり、21時の新幹線までお土産選びをじっくり。半分くらいの店は閉まっていましたが、定番ものをしっかりとゲット。レジが長蛇の列でした。。

家に帰ると23時頃。朝早くから始まった濃い弾丸旅。流石に翌日お出かけの早朝出発は予定変更しました・・。