贅なる嗜み

つい先日、テレビや雑誌で話題の星のや京都さんに行って来ました。

この星のや京都へは、嵐山・渡月橋のたもとから専用の舟でゆっくりと時間をかけて向かいます。

奇しくもこの場所は、学生時代に何度も何度も足を運んだところ。

友人たちと原チャで奥へ奥へと進みながら誰もいない川沿いのこの場所は自分達だけの秘密基地みたいなもんでした。

まさかこんな形でまた訪れるとは夢にも思いませんでした。

そんな懐かしい思いに浸りながら着いた先は別世界。

京都の魅力を凝縮した贅沢な空間がそこにはありました。
部屋に入ると数々のコダワリに驚くばかり。

壁紙は日本で3人しか作れないという京唐紙。床材は栗の木で何とも気持ちの良い足触り。
洗練された和モダンなデザインで今後の家作りの参考に写真を撮りまくりました。

別室ではひな人形が飾ってあったり、投扇興で遊べるなど伝統を楽しむことも忘れていません。

そしていよいよ待ちに待ったディナータイム。
星のやの特徴として、食事は「泊食分離」となっており、「アラカルトのみ、コースなし」で、食べたいものを自由に選ぶようになっています。

京都ならではの煮物料理や焼き物、揚げ物、豆腐や湯葉を使った料理などをたらふく頂きました。

今回はご馳走になったので、あまり料金などは見ないようにはしていましたが、こっそり見ると驚くべきは値段設定。
豆腐1丁が1500円~、焼き魚が4500円~、デザートも1500円~と、目玉が飛び出そうな価格でした。。

メニューの料金を気にしながら注文してしまう自分にはまだまだ早すぎたかもしれませんが、まさに祇園の料亭で出てくるような上品な味わいばかりで美味しく頂きました。

業界でも今一番勢いのある星野リゾートが提案する新しいリゾートのスタイルや京都の新たな一面を見られたことは大変貴重な経験となりました。