気づけば、親父も70歳。古希を迎えます。
ということで、久しぶりに実家メンバーが集い、ランチですが食事会をしました。
「人生七十古来稀(じんせいしちじゅうこらいまれなり)」ということで、人生を70歳まで生きるのは非常に稀なことというお祝いです。
人生100年時代と言われて久しいですが、戦後の平均寿命が50歳だったことを考えると本当に驚くべきことだと思います。
自営業の実家ですが、仕事のペースは落としつつも毎日店を開いて夫婦で切り盛りしていること、頭が下がります。そろそろゆっくりできたら・・なんて思いますが、一方で昔からの常連さんのために、いつまでも店を続けてほしいななんて勝手に思います。
そんな感謝もこめて、こちらのお店で好きな鰻をご馳走します。
r.gnavi.co.jpミシュラン一つ星の関西一と名高い鰻の名店になります。
完全予約制で、5人以上だと個室になります(個室料金が必要)。夏休み期間中ということもあって、予約開始である1ヶ月前のオープン時間に電話して押さえました。(この日を逃すと全員の予定を合わせるのが当面先になりそうだったので・・)
嵯峨嵐山駅から徒歩で約10分弱、天龍寺の真ん前で観光客がたくさん集まるエリアですが、店の周りは落ち着いた雰囲気で、敷地内に足を踏み入れた瞬間に出迎えをしてくれるおもてなし。さすがの名店です。
メニューは鰻重だけでなく、肝や鯉の洗いがついた定食、うなぎのコースも用意されています。・・が、あまり変わったものが好きでなく酒も飲まない両親なので、鰻重一択。
うちの子供たちには贅沢ですが、全員鰻重と汁物を注文します。
少し待つと、輝かしい漆器に入れられた鰻重がやってきます。蓋をあけると最高の香り。
こちらは関東風の背開きで蒸しが入った鰻とのこと、フワフワで旨味があって美味しいです。
創業約170年の埼玉県の廣川から暖簾わけされたお店とのことで、継ぎ足されたタレに旨味が凝縮しているのでしょう。
コースでもないので、みんな短時間でパクっと平らげてしまい、古希祝いとしてのこれまでの人生を振り返るような時間はありませんでした笑
帰り道で、ソフトクリームをご馳走になり、お小遣いまでもらって子どもたちにとっては最高の1日となったようです。
・・が、娘はそのまま塾に向かい、息子と自分は帰ってすぐにガンバの応援と大忙し 汗
あと1日で夏休みも終わりなのに、最後まで大忙しの夏休みでしたとさ。