愛車復活

■[コラム]紳助らしいってなんやろう

島田紳助氏の暴行事件、第一報をこのblogにも紹介しましたが、昨日、会見が行われて真相が紳助氏本人の口から語られた。まずは以下のサイトを読んでみて下さい。

紳助号泣僕が100%悪い

(会見で)「ボクが100%悪い。ほんますみません」と事実関係を認め謝罪し、号泣した。吉本側は紳助に10日間の謹慎処分を科した。

Aさんは話し合いを徹底して拒否し、一方で紳助を大阪府警刑事告訴した。紳助によると「クイズ!紳助くん」の収録前、別の仕事で居合わせたAさんが話しかけてきた。面識はなく、吉本の取締役を呼び捨てにするなど口の利き方が「無礼だ」と感じ、楽屋に呼んだ。

吉本の社員であることが判明し「こんな無礼なヤツが会社におるんか」と一気に怒りが爆発。立ち去ろうとするAさんの髪をつかんで座らせ、平手で殴った。Aさんが大声で「助けてください」と叫んだ時に我に返り、プロデューサーらが仲裁に入ったという。Aさん側はツバを吐かれたとしているが、紳助は「自分では1分とか短いやりとりに思えた。本当に興奮して覚えてないですが、したかもしれない」と涙で釈明した。

一時は「芸能界をやめようと思った」と紳助。尊敬する上岡龍太郎に「やめるな。誠心誠意謝りなさい」と言われとどまった。「土下座して謝りたい」と何度も接触を試みたが、Aさんは完全拒否。 

といった感じです。

 僕はファンとしてこのニュースにコメントさせてもらいます。ただ、あくまでもファンなので紳助氏の肩を持つような表現があるかもしれませんがご了承下さい。ただし、今回紳助氏がとった行動は社会的にも人間としてもやってはいけない行為だということはしっかり認識してますのであしからず。

今回の事件で初めは僕も「紳助らしくないな」と思った。でもよく考えてみたらほんとに紳助らしくないんかな?僕が持っている紳助氏の著書5冊に目を通してみた。

紳助氏は何も「デキた人間」ではない。サンデープロジェクトの司会などでしっかりしている、頭の良い、というイメージがついただけだろう。

でもそれは決してけなしているわけじゃない。紳助氏は「素直で自分の目指す道を一直線に突っ走る」人間だと思う。

鈴鹿八耐の取り組み(著書『風がとまるとき』『ラスト・ラン』)
・田舎暮らしにこだわりを持って、大阪府能勢に家を建てて暮らしていること(著書『えせ田舎暮らし』『僕の生き方』)
・子供との関係、父親観(『いつも心に紳助を』)

この部分を少なくとも僕はかっこいいと思っている。だからファンであり、本も買い続けている。昨日も一冊買った。

もし、紳助氏が著書の中で「暴力ふるう奴は最低だ」とか書いていたら、今回の事件で僕はファンをやめたに違いない。しかし、そうじゃない。

著書「僕の生き方」の中でこんなエピソードがある。

次女のアメリカ行きの前、紳助は「もう行くなよお前」という言葉を

ずっと飲み込んでいた。そんなある日、ぼくはとうとうぶち切れてしまった。

その日は、長女と次女が駅で10時に待ち合わせて帰ってくることに

なっていた。ところが、家庭教師をやっている長女が、時間を延長して教えなくてはならなくなった。

長女は先に迎えにきてもらえと電話をした。だが次女は「待っている」と言った。

田舎の駅は人が少ない。暗い。そんなところで、次女は11時まで

待っていたというのだ。

二人が帰ってきたのが11時過ぎ。それを聞いて、ぼくは怒った。

「親に、迎えに来てもらうのが悪いっていう気持ちはわかるけどな。そんなごめんなさいよりも、お前が1時間もあんなとこにおるほうがよっぽど心配や。わからんのか、ボケーッ」

次女を殴ったのを見て、長女があわてて、間に入った。そうなると、ぼくはもう、歯止めがきかない。壁にもぼこぼこ穴を開けた。机もひっくり返した。

こぶしは血だらけになった。

~中略~

次の朝、ぼくは仕事先から電話して次女に謝った。自分の非は分かっていた。

「夕べは、悪かったな。8割は正しいこと言うたと思う。でも、2割は完璧にオレが悪い。お前が行くから、寂しさで不機嫌なんや・・」

それでは足りなくてメールを打った。

「また、いつか暮らそう。これで、最後とちゃうからな」

次女のためにノートを作った。たとえばカレーライスの作り方。そして、最後に・・こんな約束を書いた。

アメリカに行く約束

一、遊びに行くんじゃない。自分の夢の実現のために努力し続けるこ

一、友達は日本にいっぱいいます。友達をつくるためにそこにいるんじゃない。闘いに行くのです。

一、ギブアップも勇気です。その時は、日本に帰ってきなさい。そしてまた、違う闘いをすればいい。

いつも笑顔で待ってます。

世界中が、ゆかの敵になっても、私たち家族は、味方です。

ぼくは次女を見送らなかった。次女もそれでいいと言った。空港で泣くのは恥ずかしいから。

「ぼくの生き方」p145-p149

このエピソードを読んでもらえれば、ぼくが言いたいことは分かってもらえると思う。

たしかに前半の暴力については「賛成」できるわけはない。

しかし、その暴力も含めて、彼の子供への対等な接し方は素直にいいなと思う。

子供に向かって素直に謝ることってそんなに簡単なことじゃない。こういうことを言える父親ってすごく少ないと思う。

そして、この親子関係のきずなの深さは彼の著書の節々で表現されている。

また、こんな記述があった。

今回の事件ともすごく関係してるのでまた引用してみます。

最近、だんだん、娘に育てられているような気がしてくる。

この間も、東京の番組で大げんかして、キレて帰ってしまったことが

あった。

それで、長女にメールをした。キレてしまったこと。キレてしまった理由。するとすぐに返事が返ってきた。

「ぶちキレちゃいましたか。あら、まぁ。辛抱強くプライドもって・・っていろいろ大変ですね、大人は。でも、我慢してキレないでニコニコ愛想笑いしているおっとうは、おっとうらしくないぜ。

それで他人は『紳助さん、丸うなったね』と思うかもしれんが、それは違うとマキは思う。キレてもしゃあないって言ったらあかんのかもしれんけど、今までキレて当然やったことにキレるのはしかたないし、キレるべきやと19歳は考える。

だって、我慢してへらへらしてたらカッコ悪いやん。人にどう思われようが、自分にかっこよく生きるのが、日本男児やん。基本的なことを忘れたらあかんで。マキは、キレても太っても、日本男児のおっとうを尊敬してるよ」

19歳に素直に打ち明けたことを、ぼくはよかった、と思った。19歳が父を救ってくれることもあるのだと。 

これを見ると、事件の真相がすべて分かった気になった。今回の事件が「紳助らしくない」っていったことを取り消します。まさに紳助らしい。紳助そのまま。

だから僕はファンをやめない。会見の涙は演技だという人もいるけれど、あれは絶対に演技じゃない。「芸能界をやめたい」っていう言葉も彼を知ってる人なら分かると思う。

彼はいつも「全盛期でやめたい」とこぼしている。

でも紳助氏が“反省”のために芸能界をやめることはしてほしくない。なぜならそれは上岡氏のように「全盛期で引いた」ことにはならないから。

謹慎が終わった後も「丸くならず」に「紳助らしく」思う存分やってほしい。

■[コラム]愛車の診断結果昨日、やっと車が戻ってきた。

診断結果は“電気系統”の不良。

お騒がせしました。

長野弾丸ツアーはどうやら関係ない模様。10パーセントくらいは原因にはなってると思うけど・・

やっぱり鞍馬で発症したテールランプつきっぱなしの症状が問題らしい。

詳しくはよく聞いてないけど、なぜ電気系統のトラブルがエキゾースト警告につながるかというと、なんかセンサーと関係があるみたい。センサー交換とコンピューターのプログラム書き換えとかいろいろマニアックなことを言ってたので話半分に聞いたのであんましよくわからんです。

エンジンのコンピュータプログラムを書き換えるとか、なかなか最近のクルマってのはハイテクだってことに初めて気づきました。

そんなわけであんましよくわからん&文章めちゃくちゃ(バイト出発まであと2分しかないので。)やけど、診断結果でした。これでまた安心して弾丸ツアーができるぞー!!

車屋から聞いたちょっといい話?

あくまでも車屋さんの主観ですので判断は各人にお任せします。念のため。

おとなりの車屋さんによると、「JAFに入るのは“金の無駄”」だそうです。

そのことを今回自ら体験しました。今回、上記の故障の件でレッカー移動を一回したのですが、その時は自分の入ってる損害保険会社のレスキューを経由してお隣のクルマやさんに来てもらいました。もちろん無料です。

修理代金も。結局、JAFは使わず。これまでも一回も使ったことなくて、いつか困ったとき便利かな?とか思ってたけどこういう“困った時”にも使わなくていいとなると、ほんまに意味がない・・

しかも、損害保険会社レスキュー指定の店は全国各地にあるみたいで、これはほんまに意味がない!!でも、テクニックや実績の部分でやっぱりJAFが・・という人はなんか年額2500円くらいのプランに入っておけば、いいということらしい。

今回は自分の経験から痛感したのでプランを変えるつもりです。一度みなさんも検討されてみてはいかが??

■コメント(復旧)

#Mucho『オレもJAFの家族会員なんやけどプランとかどうなってんねやろ?オレだけ変えるとかできんのかな?また親父に聞いてみるか。車治って良かったなー!またどっか連れてけーい!』

#daichi-55『家族会員は固定やし、プラン変えるのは親父だけやと思うよ。また損保のプランとか考えて検討してみたらええとおもうでほんまに。またどっか行くぞーー!!とりあえず来月もどっかいっちゃおう』

#mucholino『国民的な人気もあって、影響力もある分、少し傲慢になってた感もあるんかなあ。俺もプチ紳助ファンやし、どうしても弁護したくなるなあ。これからも頑張って欲しいし、これで芸能界を辞めて欲しくない。これからも紳助節を連発して欲しいな。』

#daichi-55『たぶん、傲慢になってるってことはないと思うよ。今回の事件は紳助の素の部分が出てしまったってことやと思うし、逆に「国民的な人気もあって、影響力がある」ことを忘れてしまってたって意味になると思う。紳助は今、人気があるのは時代に合わせてるからって書いてた。若い頃は時代より前を言ってたのに、今は時代とおんなじだから売れてるけど、それはもう少ししたら時代に置いて行かれることを意味するやってさ。びっくりするくらい本にはよく「芸能界やめたい」って書いてあるわ。確かにまた紳助節をバシバシ連発してほしいなっ!!』

#.com『紳助の記事見たときはこんなことする奴やねんな、て正直思ったけど、あの会見で紳助が泣いてるところを始めてみる気がするわ。d-55のブログを見る限りでは奴は男や!!まだまだ日本も捨てたもんじゃない。』

#tsugihiro『いやさー、水さすようで悪いねんけど、紳助のこのタイミングでの記者会見は必要やったんかね??そりゃ、あの会見で紳助は社会的責任を果たせたつもりかも知れんけど、本当に被害者のことを思って反省したいなら、記者会見より先に謝る人がおるやろうと思うし。「謝ろうと思ったけど取り合ってもらえない」的な事言ってたけど、それをTVで言ってしまったら、そのうち社会の目は被害者を悪者と見てしまうおそれも出てくる。「俺は悪くない!」と言いたかったなら今回の会見は筋が通っていると思うけど、そうじゃないみたいやし。被害者に悪いと本当に思っているなら、会見は被害者の了解を得てからしたほうが、筋が通ってるんちゃうかなと思ったわ。もちろん、今回の暴行と言う点だけ見れば俺も紳助サイドにつきたくなる。ただ、そう社会に思わせたかったのかそうでないのか、釈然としないところがあって、言うなれば「紳助らしく」ないと思いマスタ。』
#daichi-55『確かに。ある意味パフォーマンスに映る部分もあるかもしれんね。でも一応紳助も吉本興業に所属する一員として、説明するという責任は果たしたんかな、と思うんよ。確かに今回は被害者を「変わった人」と見る向きが多いのは気になるところやよな。被害者が帰国子女やったこととかが捉えられたり、なんかそれは違うやろみたいな部分もあるしな。でもこの被害者も変にテレビにだけはインタビューするとか”復讐”の空気がプンプンするのも確かやねん。吉本の社員やのにメールでしか連絡つかへんとかなんかよくわからん。事件の真相はほんまによくわからん。でも紳助が悪いってことは確かや。おれがファンを続けていくってのも確かや。』

#mucholino『っていうか、そもそも謝罪会見ってものは必要なのか?なんでもなんかすぐに国民の皆様、ファンの皆様に謝りますってのがあるけど、そりゃ銀行とか公的機関は別やけど、ただ世間やマスコミが事実関係を知りたいだけで、わざわざそれを説明する場が形式的な謝罪会見の場になってしまってる気が・・・。紳助は違うと思うけど、他の人間の謝罪会見を見るとどうもカッコつけてるというか、潔く大袈裟に謝って、それが逆に自分を売り出す場になってるというか・・・。それは謝罪会見ではないんちゃうかな?かと言って他どんな方法がある?と聞かれるとなかなか答えにくいけど・・・。俺はヒネクレテいるのか??うーん、よく分からん・・・。』

#mucholino『あ、なんか話の趣旨が変わってもたみたいでゴメン・・・。』

#bighead『確かに。国民に対して責任を負っているような、例えば公的機関が謝罪するのは分かるけど、別に芸能人ってみんなに対して何も責任を負っているわけじゃないですよね。唯一の責任といえば、テレビを楽しく盛り上げるという責務?なんか違う気もするけど、会見開いてまで謝るっていうのはどうも違うような気がするなぁ。いや、しんすけの今回の行動について批判しているわけではないですけどね。』

#daichi-55『なるほど~。謝罪会見そのものについて考えたことってなかったなぁ。よう考えたら、そもそも芸能界ってなんなんやろね。年金未納で一般人は記者会見なんてするわけないのに江角まきこはさせられる、離婚や不倫を記者会見させられる、それが芸能人の宿命なんかな・・それに対してオレは企業や公的機関の会見の方が意味ないと思う。事件をあんまり知らない幹部や社長、大臣が「遺憾に思います。」・・って頭を下げるだけ。それに比べりゃちゃんと本人が出てくる芸能人の方がよっぽど謝罪会見の理にはかなってると思うんやけどな、そもそも芸能特番が多すぎる日本のマスコミにも問題あるような気もしてきた・・』
#mucholino『芸能界はよく分からんよな・・・。確かに企業や公的機関の幹部が出て来て、謝罪・辞意表明はホンマに意味が無いなあ。現実に多数の国民に迷惑をかけてるだけに、謝罪会見はせなアカンと思うけど、一社員や一公務員が出て来ることはよほどのことがない限りないもんな。名前すら出ない時もある。社長や幹部に謝られても、いやいや、お前が謝っても意味無いやん!って思うし。連帯責任?』

#daichi-55『監督責任の方がピッタシかな~記者会見一つとっても結構考える部分って多いよな。blogを始めて考える機会がめっちゃ増えた気がする。ええこっちゃ。』