梅狩り

とある予定のない日曜日。

たまたま妻の実家からの連絡があり、梅狩りに行くとの情報が。

滋賀県が誇る和菓子屋さんの一つ、叶 匠寿庵。関東にも百貨店を中心に店舗が入っているのでご存じの方も多いかもしれませんが、滋賀県大津市に本社がある老舗企業です。

本社工場の周辺敷地一帯の山が「寿長生の郷」というエリアとして、6万坪の里山の中に木々や池に囲まれたカフェやレストランとして存在しています。

そこで毎年行われている「梅狩り」。そのままですが、梅を摘んで袋いっぱいに持ち帰ることができます。約1.5キロほど入る袋で1500円。施設で使える500円分の金券が付いているので実質1000円というところ。直売価格に比べると割高に感じるかもしれませんが、こちらの梅はただの梅ではありません。

こちらで採れる梅は「城州白梅」という品種で、京都は城陽市近辺で栽培される希少品種です。和菓子に合う梅をということで、探し求められ、社員を中心に植樹し、育てられたという梅になります。

梅を狩るという経験は初めてとなりますが、琵琶のように手触りの良い、青々としたきれいな梅。手でくるりとすると簡単にもぎ取れます。午後からは子どもを対象とした「梅狩りグランプリ」なるものが開催されるとのこと、5粒の総重量で競うとのことなので今のうちから大きな獲物を狙っておきます。

なかなか手の届く場所に大きなものはないですが、木によってつく実の大きさにばらつきがあるので、大きな実をぶら下げる木を探します。

f:id:d55:20220618104849j:image

他のフルーツ狩とは異なり、狩って食べるという繰り返しがないぶん、なかなかに地味な作業ではあります。・・が、大きなものや綺麗なものを探し求めている間にあっという間に時間が経ちます。

こちらは特に時間制限もないので、一旦混む前に昼休憩。

近くにあったパン屋さん&カフェに行ってみます。12時前でしたが、もうほとんどパンがない・・クロワッサンとあんバターフランス、ベーコンのパンなどいくつか買って、近くのベンチでいただきます!

これがまた美味しい。特にハード系が旨い!小麦の香ばしさとパリパリモチモチの食感。具も一工夫されていていい感じ。あんバターフランスはさすがの和菓子屋さんだけあってカンペキ。2本おかわりしてパンで腹一杯。。

近くに昔のおもちゃコーナーがあり、竹馬やだるま落としを楽しんで、梅狩りに復帰します。

13時からは「梅狩りグランプリ」の始まり。予定が急遽変更となり、20分で5つ取らないといけないということでさぁ大変。大きい獲物を探します。

なかなか良い線いけたかも!?と思いましたが、入賞ならず・・。かき氷や和菓子がもらえただけに悔しいですが、上には上がいるもので、全然敵いませんでした。。

帰りに売店で和菓子とアイスを買って一休み。

滋賀といってもだいぶ西寄りなので、なんだかんだ大阪まで1時間。あっという間に家に到着。良いお出かけになりました。

翌日になりましたが、洗ってヘソを取って一旦冷凍庫に。このあと、梅酒と梅ジュースを作って楽しむ予定です♪