先日、著名な心理カウンセラー、衛藤信之氏のお話を聞く機会がありました。
インディアンスタイルの見た目で一見びっくりしますが、話が始まった瞬間に引き込まれる話術。心に染み入るあまりに深イイ話でしたので忘れないようにメモして、一にも二にも実践に移していきたいと思います。
もったいぶって1つずつ紹介していきます。
今日は「一期一会」について。
一期一会という言葉は初めて会う人に二度と会うことがないと思ってその時間を大切に過ごす、といった意味が一般的です。しかし、これは一期一会の本当の意味の半分でしかないとのこと。
残りの半分の意味は、いつも逢っている身近な人に「今日が最後」「今が一生に一度きりの時間、 出逢い」という気持ちで悔いのないよう、心をこめて接することなんだとか。
今日で最後と思うと、たいていのことは許せるし、人に優しくなれる。叱ったとしても怒りっぱなしではなくてしっかりとフォローができる。
未来ありきの今ではなくて、過去を引きずったままの今でもなくて、しっかりと今の瞬間を大事に生きる。
これってすごく大事です。
人間なのでついつい、余裕がなくなって人に優しくできないこともありますが、そんなときは「本当の一期一会」を思い出せるようにしたいものです。
ケンカした次の日の朝もしっかりと「行ってきます!」を笑顔で。これは我が家の一期一会ルールです。