道後温泉で朝風呂
さてさて、朝5時に目が覚めるともう東予港内に船が着いていました。
やはり和室は畳に布団ということで、船のグォーングォーンというエンジンの響きがなかなかに睡眠の邪魔をしてきます。。そう思うとやはり4階のベッドで泊まったさんふらわあは快適だったなぁとしみじみ。
まぁでも移動して泊まって家族4人で6万以下ということで、まったく文句はありません。6時に到着して丸一日観光を満喫できるのも他にはない大きな魅力です。
そんなこんなであっという間に東予港に到着。下船してビックリの雨!!レインジャケットどころか折りたたみ傘も置いてきたことに激しく後悔することに・・。
バス内で「どのコンビニの折り畳み傘がベストか?」を必死でリサーチします汗(個人的な結論はファミマの軽量傘でした・・)
天気予報もにわかに変わったようで、なんと自転車2日目の最終日も結構な雨が降るということで・・・天気予報が変わることを祈りつつも、ただただ反省します・・。
そうこうしているうちに、約1時間半弱で道後温泉までひとっ飛び。観光バスで快適に送り届けてくれます。
道後温泉本館が改修中ということで、入浴はできるものの色々と制限もあるようで今回は比較的新しくて人気の「飛鳥乃湯」に行ってみます。
見るも鮮やかなこちらのインスタレーションは、蜷川実花さんの作品ということでアートな感じ。せっかくならばと広間での休憩がついているプランを。
2階に上がって専用の更衣室で浴衣に着替えてから大浴場に入れたり、お茶と和菓子のサービスもついてたりと至れり尽くせりなので、十分に元が取れます。
お風呂は砥部焼がふんだんに使われた内装で、プロジェクションマッピングが30分おきにあったりとなかなか手が込んでいます。加水加温なしの源泉かけ流しの美人の湯と評判の道後温泉だけあって、なんとなくツルっとした気がしますw
濡れ縁でうちわ片手に頂くお茶と和菓子。贅沢なひと時。移動の疲れも吹き飛びました。
雨もやや小降りになってきたので道後温泉の中心部へ。道後温泉本館(改修中)や坊っちゃん列車にからくり時計を見つつ、お目当てのこちらのお店に開店前に並びます。
色とりどりのいなり寿司。創作系のいなりとシンプルないなり寿司それぞれにたくさんのメニューがあって選ぶだけで楽しいです。
いつまでも悩みそうだったので、それぞれセットになったものを買い込んで、一旦道後温泉を後にします。
いざ松山城!
なんだかんだで10時になったので、市電で大街道まで向かいます。食べ物ばっかりですが次に狙ってたのはこちら・・
r.gnavi.co.jpGW初日ということもあり、長蛇の列や売切も覚悟して向かいましたが、良い意味で拍子抜け。もしや休業日!?と焦ったほど・・。イートインスペースこそ埋まっていましたが、行列も全く無く、目的の「霧の森大福」をいただきます。
こちら、通販では抽選販売になるほど入手困難の逸品。抹茶と餡とクリームが程よいバランスでクドくなくて美味しいです。サービスで出していただける煎茶がまた美味しい。さすがはお茶のお店です。
午後から、砥部焼の体験を予約しているので少し慌ただしいですが、「せっかくだから松山城登ろう!」とロープウェイまで行ってみます。
その途中にあった「じゃこ天、食べ歩きしませんか?」の魅力的な看板が目に飛び込んできます。しかも完全無添加、菜種油使用、卵等も不使用という練り物にあるまじきオーガニックなじゃこ天。
少し粗めに挽いてあるのでじゃこの小骨も感じるほどの食べごたえで風味も抜群。行きも帰りも食べ歩き、そしてお土産まで購入するほどの大ファンに。
このまま寄り道を楽しんでると日が暮れそうなので、そろそろロープウェイ乗り場に急ぎます。ロープウェイとリフトが選べるということで、子どもたちは迷わずリフトをチョイス。
5,6分の空中散歩で頂上に到着!
天守閣付近の広場で朝に買ったいなり寿司をみんなでパクリ。具だくさん色とりどりを楽しみながら、みんなで好きな味を奪い合い 笑
難攻不落で有名なお城、松山城。高い石垣をぐるりと回りながらようやくたどり着ける天守閣。そこまでにも色々な仕掛けが隠されていて、鉄壁とも言える防御力です。
時間的にも天守閣には入らずにということでしたが、日本にわずか12しか残っていない江戸時代以前からの現存の天守閣。せっかくならやっぱり入ろうということで、足を踏み入れます。
刀を持ったり、銃を持ったりと子どもも楽しめる工夫があり、飽きさせません。少し足早に急な階段をせかせかとなかなかハードな城巡り。
天守閣からは松山の絶景が望めました。登ってよかった!
砥部焼ろくろ体験
ここからは、カーシェアを手配して予約していた砥部焼のろくろ体験へ。やっぱり旅先ではなにか体験モノを挟みたいというのが我が家流。
妻のママ友に紹介してもらったこちらの体験施設で挑戦です。
砥部町にはたくさんの体験施設がありますが、マンツーマンで丁寧にサポートしてくれるのはなかなか珍しいのだとか。優しいスタッフの方が、こちらの希望も最大限に尊重してくれつつも上手にサポートをしてくださります。
茶碗を作ろう!ということでみんなでそれぞれ好みの形や大きさの茶碗づくりにチャレンジします。何度も失敗しましたが、すぐにアドバイスで直し方を教えてくれるので安心。
妻はセンスがあったのか、ほとんどサポート無しで作品を作り上げたりしてました。小学生から大人まで夢中になって土と格闘しました。1時間あまりの体験時間でしたが、ほんとに楽しかったです。
その後は、近くの伝統産業館で砥部焼の歴史を勉強しつつ、そこで教えてもらったスタンプラリーをしたりと砥部焼を満喫。
スタンプラリーの途中で出会ったこちらのパン屋さんにも立ち寄ったりとぶらり気ままに楽しみます。
ハード系のパンが売りのお店。残っていたパンは少なかったですが、たくさん買い込んで旅のお供に途中途中で美味しくいただきました。
大阪では考えられない値段設定。手の込んだ本格的なハード系パンに脱帽です。
脱線しまくりでしたが、無事にスタンプラリーを完了!陶器製のメダルをいただきます。町をあげて砥部焼を盛り上げておられます。素晴らしい取り組み。
帰り道に、砥部焼伝統産業館のお姉さんに紹介してもらったカラーマンホールを見に公園へ。マンホール写真コレクターの娘も大喜び。
さらには、TV「オモウマイ店」で安いと噂の「エキサイトスーパータナカ」さんにも寄ってみます。あまおうイチゴが280円だったり噂通りの破格プライス。
なかには「放り投げたいほど酸っぱいオレンジ」なるものも売っていて笑えました。イチゴやらオレンジやら旅のデザートに買い込んで砥部町を後にします。
道後温泉に泊!
さてさて楽しかった砥部ぶらり。レンタカーでサクッと松山まで戻ってまいりました。
再度じゃこ天屋さんに寄った後、市電で道後温泉に向かいます。朝とは打って変わってたくさんの観光客で賑わっています。お店もたくさん開いていてお土産屋を見ているだけで楽しめます。
今回のホテルはこちら。「蛇口からみかんジュース」で決めましたwこちらが、滞在中飲み放題のみかんジュースです。
3種類の飲み比べ。個人的には甘みと酸味のバランスが絶妙な「清見」が一番。
4人部屋が取れなかったので、今回は男2人、女2人に分かれてのダブルベッドで宿泊となります。清潔感はありますが、ベッドしかない部屋はなかなかの圧迫感・・ですが、お酒も飲めるラウンジや鯛めしの夜食サービス、そしてミカンまみれの朝食バイキングなど十分なクォリティでした。大満足。
少しゆっくりして、夜ご飯に繰り出します。今回、事前に選んでいたのはこちらのお店。予約で満席になっていたので手配しててよかったと一安心。
r.gnavi.co.jpこちら、地のものを中心に、様々な海鮮ものを味わえます。亀の手やチャンバラ貝など珍しい海の幸もあり楽しめます。観光地にありながらも大阪に比べると安い気がします。
セミエビや松葉ダコといった瀬戸内の地のものをいただきます。お惣菜系が美味しい居酒屋さんでした。
締めはこちらの名物、道後ラーメン。4人満腹に食べて1万円弱。やっぱり安い!
ホテルに戻って、ほんとの締めの鯛めしを出汁茶漬けでいただきます。幸せ。
さぁいよいよ明日からはしまなみサイクリング。最終日の雨予報が気になりますが、まずは早く寝るに限る!明日も5時おきということで22時には眠りにつきます。
〜3日目に続く〜