STAY 小倉 2021GW 〜前編〜

コロナも長期化の様相を呈し、もはや状況が良くなっているのか悪くなっているのか、はたまた何が普通で何が緊急事態なのか、わけが分からなくなってきた今日このごろ。

そんな中での2回目のGWを迎えることになりました。

昨年は2週間の在宅勤務を組み合わせて、自宅のある大阪に帰りましたが、今や大阪が感染爆発し、近所のあらゆる施設や図書館までもが閉まっている状態。

どうせ一緒に過ごすなら、家族に来てもらって自然を満喫したほうがリスクは低いだろうということで、夏休みに続き、北九州で滞在してもらうことに。

本来なら、九州赴任で唯一旅行していなかった長崎に旅行する計画でしたが、状況が状況なだけに、今回はSTAY小倉で楽しむことに。

水環境館

天気が微妙な初日。夜の移動明けで子どもたちも疲れ気味だったので、近くの公園と街ぶらで過ごすことに。

いつもの公園で思う存分遊んだ後、北九州といえばの資さんうどんでランチ。

紫川を歩きながら、ほとりにある「水環境館」に行ってみることにします。

こちらは紫川を「横から眺める」ことができる施設。こんなリアルな水族館、なかなかありません。

紫川は汽水域となっているため、スズキやチヌなど海の魚を見ることができます。水族館のようにたくさんの魚を見ることはできませんが、ふと現れるリアルな魚に子どもたちも興奮気味。

施設には他にもたくさんの水槽があって、近辺に生息する生き物の展示がされています。また、北九州が公害で「七色の海」だった時代から今のキレイな紫川に至るまでの歴史が展示されていたりと大人にとっても勉強になりました。

この施設が無料だなんてほんとに懐が広い!

施設内では無料ライブが行われていたり、ペーパークラフトがもらえたりと盛りだくさんでした。

f:id:d55:20210507231504j:plain

ゼンリンミュージアム

空が雨模様・・ということで屋内施設を楽しみます。

北九州を代表する企業の一つ、地図のゼンリン。以前、お土産で地図の文具を買ってあげましたが、それが大のお気に入りで買い足してあげることに。

小倉城近くのリバーウォークという商業施設の1階にMap Design Galleryというショップにて念願の地図のクリアフォルダ(札幌と那覇)をお買い上げ。

せっかくならと、昨年にリニューアルオープンした10Fの「ゼンリンミュージアム」にもお邪魔してみました。

東方見聞録のジパング時代に空想で描かれた日本地図から伊能忠敬の日本地図までどんどん精緻になっていく流れになっており、衛星もなかった時代にどうやってこの地図を描けたのだろうと興味深かったです。 

f:id:d55:20210506205646j:plain

ミュージアムに併設されたカフェからの眺めはまさに絶景。工場と新幹線と海と船。北九州らしい風景がそこにありました。

チームラボフォレスト

滞在2日目も風が吹き荒れる寒い雨。ひとり暮らしの住まいに家族4人で過ごし続けるには無理があるので、室内遊びに。

2年前、初めて家族が小倉に来たときに楽しんだチームラボの施設。

キャナルシティの施設は惜しくも閉園となっており、今はPayPayドームにて「チームラボフォレスト」として常設されているとのこと。

コロナ対策として1時間単位で入場者数も管理されているとのこと、比較的空いているようでもあったので、これはもう行くしかありません。

何気に初めてのPayPayドーム。駐車場もだだっ広く、どこに停めれば近いのか全くわかりません。たまたま停めたところが施設の目の前でラッキーでした。

ちょうど昼時でもあったので、レストラン街で食事をします。

r.gnavi.co.jp

メジャーリーグの試合を見ながらワイルドなハンバーガーにかぶりつくエンターテイメントなレストラン。

f:id:d55:20210507225245j:plain

アメリカンな雰囲気満点の何とも楽しいランチでした。バンズもパテも本格的でクォリティもなかなか高かったです。

お腹も満たったところで、チームラボへ出撃します。

f:id:d55:20210507225611j:plain

これぞチームラボの世界観。

スマホのアプリで壁や床の動物や魚を捕まえるという体験要素もしっかり入ってます。

子どもも大人も夢中で捕獲しまくります。大人は15分くらいで飽きましたが、子どもたちはひたすら楽しんでます。

しかしすごい技術。細かな位置情報と映像とのリアルタイムの連動。作り込みが半端ない。

f:id:d55:20210507225940j:plain

f:id:d55:20210507230028j:plain

f:id:d55:20210507230049j:plain

4つくらいの部屋があってそれぞれにテーマや遊び要素があります。不思議な仕掛けの数々に子どもたちもはしゃぎます。

Googleのクチコミにも同様の意見がたくさんありますが、惜しむらくは「制約が多すぎる」ということ。

トランポリンがあれば子どもは跳ねますし、坂道があれば少しは小走りになってしまいますし、風船があれば叩きたくなります。

しかし、ここにはたくさんのスタッフがおり、これらの行動は全て厳しめに注意されちゃいます。(当然、暗い室内での安全に最大限、配慮されてのこととは頭では理解しています。)

「運動の森」という名前はついていますが、あくまでも「美術館」として捉えて行くほうがストレスがないかなと思います。以前のキャナルシティの施設は体験がメインだったようで、同じような感覚で行くと少し期待はずれになるかもしれません。

いずれにしても、チームラボの世界を満喫できる施設であることには変わりなく、家族で十分楽しむことができました。

前半はいかんせん天気が悪く、屋内中心ではありましたが、もりだくさんの体験で北九州(と一部は博多)を満喫しました!

〜後編につづく〜