飛び石連休の最終日、習い事や塾もないレアな1日だということにふと気づいたので、ちょっとしたお出かけをプランニングしました。
近場でちょっとした観光気分を味わえるくらいのお出かけということで、京都・奈良あたりがラインナップ。
ふと、こんな電車があったなと思い、観光列車好きの我が家としては断然アリだなということで調べてみます。
4連休の方も多い、行楽日和の祝日ということでダメモトで席を見てみます。
あをによしは4人のサロン席が少しに、他は2人のツイン席になります。ABは向かい合った席でCD列は窓に向かうような形で斜め45度に椅子が配置されています。
やはりCDが狙い目。ちょうど15:50に奈良を発つ電車のラス1となるCD席をゲット。近くのAB席も取れたので、良い感じ。大阪難波からの列車は1日1往復ということもあり、全て満席。やや遠回りにはなりますが、帰りは京都経由で帰宅するルートにします。
行きは普通に向かうので、早起きしてダッシュして8時すぎの電車に乗り込みます。1時間半ほどかかり、9時台には奈良駅に到着!
商店街に入りますが、まだまだ朝は人が少なめ。
奈良観光はこれがないと始まりません。行きも帰りも伺いましたが、残念ながら今回は高速餅つきは見られず・・ですが相変わらず美味しいよもぎ餅をいただきました。
前回、奈良に行った際はまだまだ子どもが小さかったこともあって、お寺は東大寺だけでした。娘も歴史を習い始めていることもあり、今回は興福寺や春日大社にも立ち寄ることに。
興福寺の宝物殿には、かの有名な「阿修羅像」が鎮座しています。宝物殿自体も非常にモダンな作りで、魅せる展示になっています。
レプリカではない、古の文化財の数々が目の前に展示されていて、歴史に疎くても楽しんで見て回ることができます。(撮影禁止)
朝イチは空いていた奈良公園もみるみると人が増えてきたので、少し早めのお昼ごはん。ガイドブックでアタリをつけていた「漬物バイキング」の店へ。ザ・観光気分を楽しみます。
ご飯を3杯いただき、奈良漬けを中心に思う存分に味わいました。
卵は1人1つまでですが、それ以外は食べ放題。ちょっとしたおかずやデザートの手作りモナカも作り放題食べ放題。
息子はモナカを4つも・・。
約1800円とそこそこしますが、小学校3年生までは子ども料金となっています。ヘルシーで何より楽しく頂けるので観光地価格としてはまずまずかと思います。
お腹を満たしたあとは、隣にあった「氷室神社」にお参り。なぜかここは外国人観光客でごった返すホットスポットになっていて、御朱印の行列ができてます。
桜もよく咲いており、外国の皆さんが撮影しています。
面白かったのは「氷みくじ」。おみくじを氷に載せると文字が浮かび上がってきます。
続いては春日大社にお参りし、息子がお茶漬け屋さんに忘れた携帯電話を取りに行ったり歩きまわりながら、お決まりの東大寺へ。
咲き始めた桜がキレイでした。
相変わらず、元気な鹿たち。鹿せんべいを持った途端に群がってきます。前回は娘が突き飛ばされる事件がありましたが、今回はナイロンジャケットをハムハムされる程度で済みました笑
今回は15時50分の「あをによし」が取れたので、あっという間にそろそろ帰る時間。
最後に寄り道で、前から行ってみたかったこちらへ。
中川政七商店を中心としたオシャレな建物です。1階には関東ではお馴染みの「猿田彦珈琲」。カンブリア宮殿で見ていつか行ってみたかったですが、ようやくその日が来ました。
r.gnavi.co.jp本来なら、ブラックで珈琲を嗜むべきところですが、気分的に猿田彦カフェラテを注文。
カフェラテなんてそんなに変わらないだろうと思いきや、これがうまい。浅い珈琲で作ったらこうなるんだなとフルーティなカフェラテを堪能。美味しかったです。
こちらからすぐの、「平宗」さんの柿の葉寿司を晩御飯にお持ち帰り。
r.gnavi.co.jp近鉄奈良に到着し、あとは帰るだけ・・ですが、ここからが今回の旅の醍醐味となる観光特急「あをによし」となります!
10分くらい前に電車到着。一番に売店にお邪魔してグッズや車内限定のスイーツなどを買い込みます。
車内はこんな感じ。古都奈良のイメージにあった内装で気分が盛り上がります。
斜めに向かい合っているのがCD席。子どもたちが贅沢にこちらを使い、大人たちはAB席へ・・。
こちらの椅子がこだわりで、家具メーカーさんが1年がかりで作り上げたものだとか。
そんな椅子に包まれて、車内限定のアイスや、バターサンドなどを味わいます。
そんなこんなであっという間の30分が過ぎ、早くも京都に到着。
近場のお出かけも観光特急を組み合わせたりすることで、1泊2日くらいの気分を味わえる良い行程となりました!