茨木の魅力発見ツアー

コロナもようやく落ち着きを見せ、オミクロンの影はありつつも、子どもたちが体験できる様々なイベントが復活してきました。

そんな中、Facebookで「茨木を食べよう!名店の餃子を作って味わう魅力発見ツアー」なる超おもしろそうな企画を見つけました。

あいにく、この日は妻は仕事ですが、調理は3人までということなので結果オーライでしょうか。

ふるさと納税返礼品で大人気の餃子を一から作るツアーで、「地場産品をはじめ茨木の“食”の魅力を通じて山間部とまちの交流を深めたい」という想いから、野菜の収穫体験から皮つくりまで、一から餃子づくりが体験できるプログラムになってます。

まずは茨木市北部、通称「いばきた」で農業を営む「アグリファーム佐保」さんで白菜やにんじん、白ねぎを収穫し、市の中心部に場所を変えて、餃子の皮やタネづくり。餃子は、創業50年以上の茨木が誇る「中国料理 雁飯店」の店主さんが教えてくれるという贅沢な内容。

市のイベントはものすごい倍率になることも多いので、こんなに面白そうな企画なら難しいかなと思いつつも、ダメ元で申し込んでみたところラッキーなことに当選!

そんなこんなで当日を迎えますが、なんとこの冬一番の寒波が襲うというまさかのタイミング。。いばきたに向かうとそこは雪景色が・・。

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極寒の中でまずは白菜の収穫。特大の白菜を2玉も鎌を使って収穫します。子どもたちが一人ずつ、ギリギリ抱きかかえられるほどのビッグサイズです。

次は人参とネギ畑に移動し、人参10本と白ネギ10本と大量収穫!アグリファームの皆様は若く元気な方たちで子どもたち相手にも、アドバイスをたくさんもらったり手伝ってもらって子どもたちも楽しそう。

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立派なネギをその場で焼いて振る舞ってくれたり。ネギが嫌いな息子も美味しい美味しいと食べるほど、甘くて食べやすいネギでした。

学校給食でも使われているとのことで、グッと身近に感じました。こんな美味しいネギを普通に食べられる子どもたちが羨ましい。。

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この太いネギが10本、白菜と人参とでもう車も満載。雪解け水で泥だらけになった靴を履き替えて、次は市の中心部に戻ります。

1時間のインターバルでなかなかタイト。我が家はカーシェアなので、一度返してから行こうと思ってましたが、時間が足りないので直接会場に乗り付けることに。

市の施設の調理実習室が会場となり、ここからは茨木が誇る地域の名店「雁飯店」の大岩さんが講師となっての餃子作り体験になります。

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しかも初めてとなる、皮作りからの体験。美味しい餃子を食べるため、こねるところから一生けん命始めます。

なにぶん、料理が苦手な3人ということで、名人の先生にもお手伝いいただきながら、分担して作業を進めます。ある意味、大人に頼れないので子どもたちも主体的で楽しそうな状況です 笑

短時間なので、タネはもうできたものがあるのでは?という淡い期待はなんのその、ミンチからしっかりと作り込みます。いつもの家の餃子に比べて野菜が非常に細かく、またパサパサレベルまで一晩寝かしてありました。
※そのため、本日収穫した野菜は使わず、それはそれで家で作ってみてねということでした

ラードや味の素など、いつもは使わないものも混ぜ込んで、「雁飯店」の味に近づいていきます。手作りの皮を小さな麺棒で丸く仕上げ、こちらのタネを包んでできあがり!皮の都合で30個ほどだけ、この場で焼餃子と水餃子にして試食タイムです。

皮がもっちりしていて、タネも家とは違ったパンチがあり、美味しく頂きました。残りのタネはまだまだたくさんあるので、皮を追加してまだまだ餃子パーティができそうです。(後日、家でも60個包めるだけの量がありました!)

ゆっくりと食べ終わり片付けしてると、ふとカーシェアの延長をしていなかったことに気づき、大慌てで確認。・・すると「延滞」してる!すぐさまコールセンターに謝罪し、慌てて会場をあとにしました、、(延滞分は通常の倍額だとか)

駐車場から大量の野菜を持ち帰り、指が紫色になりながら到着。美味しい野菜たちに囲まれて、鍋やネギ炒めやスープやらであっという間に消費しました。

これぞ茨木の魅力発見。ほんのすぐ近くにこんなにも多くの魅力があるなんてと気づかせてくれた素晴らしい企画でした。極寒の中、多くのサポートを頂いた職員の皆様にも感謝感謝です。

次回はジビエがテーマだとか。毎回でも参加して地元の魅力を隅々まで知りたいと思います。