999.9

コンタクトをやめてメガネにしてから8年。

JAPONISMというメガネを3年ほど愛用し(自転車で転倒して壊れて同じの2つ)、ここ4,5年ほどはスタルクアイズというメガネを長らく愛用してきました。

北陸にいた3年間で仕事をしすぎたのか、それともただ歳をとっただけなのか、最近目の疲れが出やすく、度の強いメガネがしんどくなりしっくりこない毎日。一日の大半はパソコンに向き合ってるわけですが、それが辛く2年ほど前に当時JINSが売りだしたブルーライトカットのメガネを度を緩く作ってもらって仕事時間の大半はそれで過ごしてました。

ただ、席を外すたびにメガネを付け替えたりするのが煩わしく、また周辺から「メガネ全然変わってないな」と言う声をたまたま囁かれたり、夏で汗をかくとずり落ちやすいメガネだったり(これは取ってつけた言い訳!?)してついに購入に踏み切ることに。

次にメガネを買うなら999.9フォーナインズ)と決めていたので、妻子が実家に帰っている貴重な買い物チャンスを使って心斎橋にある直営店に繰り出すことに。

999.9は純国産のメガネブランドで、デザインは無難でフツーなものが多いものの、フィット感やアフターフォロー、接客が素晴らしいとの前評判。

確かに色々と試してみても、メガネをかけていないようなフィット感や軽さがある一方でチープではない、そんな良さがありました。

メガネを選んでいる1時間ほどの間にも何人ものお客さんが、メガネの修理や調整に来られていたり、2本目を探しに来られたりしていてアフターフォローの良さや満足度合いは高いんだろうなという印象。

大体のイメージは決めていたものの、最後の3本に絞ってからも悩みに悩み、ようやく決定。視力が弱い自分にとっては鏡すら見えないのでなかなか難しいもんです。

メガネ選びや視力測定、調整といった部分は前評判で期待が高すぎたのか、まぁまぁ可もなく不可もなしという印象でした。こればっかりは相性もあるし、まぁ愛想が悪いわけではないのでこちらが勝手に期待しすぎただけということで‥

ただ、ホームページにあるようなフィッティング環境や測定環境はなく、JINS等とあまり変わらない感じでした。大阪の旗艦店でもそれくらいだったのでこうした環境はやはり東京の一部店舗にしかないのかもしれません。

とは言いつつも、視力調整にはとことん付き合ってもらい、両目で0.8にするか1.0にするかを悩みぬきました。結果的にはやはりパソコンが大半なので日常生活に差し障りの無い0.8で決定しました。夜の運転と研修なんかで遠くの字を見るときだけは度の強いメガネを使うことにします。

最後にまたまた悩ませるのはレンズ。最近のトレンド的にはレンズ代がとことん安くなっている中でここフォーナインズはあえて真逆の戦略をとってます。「999.9レンズ」という専用レンズをニコンと作り上げ、999.9のフレームカーブにぴったり合うように設計された最適レンズというわけです。

フレームにこだわって選んでるんなら当然レンズもこだわらないと‥というのがわざわざ999.9を選んで直営店に来るお客の心理なわけで、そこらへんをうまく突いて原価率の低いレンズに付加価値をつけるという上手な戦略。

当然、自分もそれにちゃっかり乗せられた一人なわけです。両面非球面レンズというのは歪みの少ない一番いい部類のレンズですが、999.9レンズはさらに上を行く「全方位収差補正両面非球面レンズ」。。何かよさ気なのは伝わってきます。

高耐擦傷・撥水・ブルーライトカットのコーティングなどなどまさに最強レンズ。

娘がとにかくメガネが好きで良く奪われ指紋だらけにされたりテンション上がって投げられるのでコーティングがあるのは少しは安心につながります。。

究極の自己満足ですが、レンズを光にかざすと薄っすらと999.9のロゴも浮かび上がったりします、。

まぁそんなこんなでいよいよ購入となり、レンズの作成に10日待ち、いよいよ受け取り。
レンズを入れてもこの軽さとフィット感。やっぱり軽いメガネは快適です。

意気揚々と家に帰るも、誰も気づいてくれず‥

まぁそんなもんかな。。イメージが変わりすぎるのもなんか小っ恥ずかしいのでまぁ良しとしよ。