語りかけ育児

最近、すっかり更新できていなかったので、久しぶりの育児記録。

なんとなく、周囲と比較すると言葉が遅かった我が子。
子どもの成長に関しては、他と比較することは無意味に焦ったりするだけなので百害あって一利なしと理解してあまり他の子と比較してどうこうというのは気にしてないつもりでした。

が、医者の一言というのは重く、定期検診の際に「このまま2歳になっても言葉が出ていないようだったら連絡してください」と言われ、不安というか焦りというか気になってたのがつい半年ほど前の話。

そんな親の心配なんてどこ吹く風、
2歳5ヶ月となった今、我が家は娘の話し声で毎日賑やか。

「今日、公園行きたい」や「牛乳おかわり欲しい」、「もう眠たい、ネンネする」などと3語程度で自分の意志を伝えることができるようになり、意思疎通ができるとコミュニケーションは格段に楽になりました。

食事中に自分がフザケていると、「パパ、食べてる時はダメよ」とか怒られたりすることも。。意思疎通ができると女の子だなーと感じることも多くなりました。

2歳になった時あたりから急速に言葉が増えて、今は1週間単位でどんどん話し方がレベルアップして毎日驚いてます。

なぜ急に言葉が増えたかというと、本人の成長という一言につきるかと思いますが、一つだけ「これは効果があったんじゃないか」ということを挙げると、こちらの本を徹底的に実践してみたことです。

0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児

0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児

外国の方が書いた分厚くて一見難しそうな本ですが、書いてあることはただひとつ、「最低30分しっかり子供と向き合い、話したり遊んだりする」ということのみ。

これが簡単なようで難しい。どうしても子どもの遊びを大人がコントロールしてしまったり、興味をこちらから誘導してしまったり、大人も何かに気を取られながら子どもの遊びに片手間に付き合ってしまったり。

それを、30分間は徹底的に子どもに向き合って本気で遊ぶように変える。その際に語りかけを十分に行う。もちろんテレビを消して。ということを、朝早起きして朝食や準備を終わらせて会社に行く前の1時間ほどの時間を極力確保するようにして繰り返したことが振り返ってみると効果的だったのかなと思います。

もちろん、何もしなくてもペラペラ話すようになってたかもしれませんし、そこらへんは神のみぞ知るところですが、言葉だけでなく、自分自身のリフレッシュや親娘関係的にもこの時間を習慣化できたことは良いことだったと思っています。

夜は毎日帰りが遅いので、今でも出社ギリギリまで二人で遊ぶ時間は継続して確保していますが、その時も「何して遊ぶ?」と聞いて、したいといったこと(現在は8割の確率で粘土と言います、、)で遊ぶようにしています。

寝坊せずにしっかりと満足するまで遊べたら、玄関まで見送って行ってきますのタッチをしてくれるし、逆に中途半端な遊びになってしまうとリビングでバイバイと手を振っておしまいと、子どもはほんとに正直者で手を抜けません。

8時まで遊んだら着替えるよーと言ったら、しっかりと理解していて、その時間帯になったら遊びたい葛藤と精一杯格闘しながら、最終的にはキチンと自分で片付けして、タンスに着替えを取りに行ってズボンやちょっとくらいのボタンなら一人で着替えるという、2歳半では感心するような動きをしてくれます。

ご飯もビックリするくらいモリモリと食べ、引き続き病気知らずの元気いっぱいの毎日を過ごしています。

今年も早いものであと少し。二人目も2月に誕生予定なので、またガラリと育児環境は変わっていくかと思いますが、夫婦で話す時間を大切にして試行錯誤しながら頑張って行きたいと思います。