前々から一度は行きたいと思っていた、小澤征爾さん総監督のクラシックの祭典「サイトウキネン・フェスティバル松本」。
念願叶い、チケットが手に入ったので土日で行ってまいりました。
せっかく松本まで足を運ぶのだからと、宿泊して黒部ダムと立山登山と善光寺と信州そばをテーマに盛りこんだ旅行にすることに。
金曜日の夜中3時から日曜日の夜中1時まで続いた旅は、かなり過酷なものとなりましたが、最高に楽しい2日間でした。
■黒部ダム&登山
金曜日に会社から帰るやいなや、睡眠薬を飲んで20時に就寝し、2時半起床。
朝3時にレンタカーを借りて出発進行!
黒部ダムの入り口、扇沢へは約5時間半ほどで到着。もちろん1000円で行けちゃいます。8時半ですでに無料駐車場は一杯。有料駐車場に停めて、早速黒部ダムに向かいます。
黒部ダムは車が乗り入れできないため、様々な乗り物を乗り継いで行くことになります。トロリーバスやロープウェイと行った面白い乗り物ばかりを乗り継いで行くので、アトラクションのようでテンションも高まります。(往復1人9000円にはテンションが下がりますが・・苦笑)
まず初めの乗り物はトロリーバスという名のレールのない電車。普段の通勤電車以上の混雑ぶりにはうんざりでしたが、黒部ダム建設の歴史をアナウンスで聞きながら、このトンネルを作るのにどれだけの苦労と人々の犠牲があったのか、考えさせられる16分間でした。
実は去年の4月にも黒部ダムを見に来たのですが、その時期にしてなんとマイナス4度の吹雪という最悪のコンディションで乗り物が全て運休、目前にして泣く泣く帰宅したという苦い記憶があります。
今回はそのリベンジが叶い、黒部ダムにようやく対面。この時期は観光放水ということで、日中は放水されており噴出す水に虹がかかる様子はまさに圧巻の一言。1年待ったかいがあったというものです。
この先のケーブルカー、ロープウェイが混雑するとのことで、黒部ダムの観光は帰りにするとして先を急ぎます。かなり早い方でしたがロープウェイはすでに40分待ち。
去年とは打って変わっての絶好の天気で、雄大な景色に一瞬で待ち時間もおしまい。いよいよ目的地の室堂に向かいます。
このロープウェイ、なんと支柱なし。雪の多いこの場所では雪崩にやられてしまうからだとか。
いよいよ室堂に到着。最高の気分。
ここから立山登頂に向けた登山が始まります。トレッキングの気分で来たら思いのほか厳しい登山。残雪の上を滑らない様に歩いたりしながらようやく一ノ瀬山荘でひと休憩。カップヌードルが身に沁みます
ここからはまさに崖登り。
何度となく休憩をとりながら出発から二時間、ようやくてっぺんに到着。頂上はガスっていて景色こそは楽しめませんでしたが、達成感で一杯です。
下りは一時間半ほど。最後はヘロヘロでしたが、しっかりと黒部ダムの観光をしてこの日の予定は無事終了。帰りも通勤ラッシュのような混雑にあいながら再び扇沢へ。
ここからは本日の宿泊地、長野を目指します。約一時間半ほどで到着。
前々からチェックしていた地元の居酒屋さんへ。運良くラストの席が空いてました。
馬刺、信州サーモン、キノコ、信州そばなどなど長野の名産を軽く三人前は完食。どれもこれも美味しくてリーズナブル。
地元の居酒屋さんは旅の醍醐味。大満足で店を後にしました。
あとはもうホテルに行って寝るだけですが、ホテルが思ってた以上に立派で、結婚式の正装をした方がいる中で、登山の格好でチェックイン。。