紀州加太 大家族旅行

親戚家族が集える日程ということで、数か月前からプランニングをしていたお盆休み最初の土日。

仕事が7月から変わった自分も、さすがにお盆の土日くらいは休めるだろうということで迎えた旅行。コロナ禍もあり、満足に祝えなかった義母の古希、そして義父の喜寿ということで四家族総勢13人が和歌山県に集います。

1週間前に突如襲った宮崎の地震を受けた南海トラフ巨大地震の警戒情報。和歌山ということで大丈夫かとは心をよぎりましたが、今回の訪問先は限りなく大阪に近い「加太」というエリア。何年も前から騒がれている南海トラフ巨大地震に今さらビビっても仕方ありません。

今回も7人乗の車を手配して、義父母と我が家で大阪から出発。(なんと直前にカーシェアで予約していた車の故障で家の近所から大阪駅になるという惨事・・。)リッツカールトンの地下5階から出発するという珍しい体験でした。

堺観光

さてさて、和歌山観光と言いたいところですが、目的地は限りなく大阪の加太。白浜や那智勝浦は南の端ということで今回は大阪を観光することに。

近くてなかなかあらためて行くことのない大阪の魅力に触れることにします。

まずはこちら。

堺ゆかりの千利休与謝野晶子にフォーカスをした施設。イマ風の展示で、規模もこじんまりとしていたので堺のまちのこともあわせて学ぶことができました。

2時間ほど滞在し、次はこちらへ。

r.gnavi.co.jp

タッチの差で駐車場は満車でしたが、待つことなく席につくことができ、夜に備えて軽めの昼食としました。

これに大きなかき氷とお抹茶がデザートに付きます。

そして息子の昼飯はかき氷に白玉トッピング笑
1万超えのランチでしたが、お茶屋デザートも楽しんだのでまぁ仕方ない、、

次に向かうはこちら

包丁屋さんに立派なミュージアムが併設されたような施設で、こちらもイマ風の展示がカッコいい。このシャンデリアは上から下に行くにつれて鉄が包丁になっていく過程が表現されてます。

こちらの売店で堺名産の小島屋のケシ餅をゲット。風味の良いプチプチとしたケシの実と柔らかい餅は抜群の相性でした。

南蛮貿易でやってきたケシと茶の湯文化で培われた和菓子の技が見事に融合した感じ。美味!

堺のスポットはまだまだあります。匠つながりで次は鉄砲。

こちらも素晴らしい施設。全国で唯一残る江戸時代の鉄砲鍛冶の作業場兼住居ということで鉄砲のことから江戸時代の生活まで垣間見ることができます。簡単なゲームもあったりと十分に楽しめます。

堺の素晴らしいところは、至るところにボランティアの皆さまがいらっしゃって解説などを丁寧にしてくださります。堺の小学生は夏休みは無料で周ったりできるのだとか。小さな頃から地元の魅力を伝えること、ものすごく大事だと思います。

最後に、娘の趣味のマンホールコレクションに協力し、堺の町をあとにします。

休暇村 紀州加太

なんだかんだで毎年、休暇村にはお世話になっていますが、その中でもトップクラスで予約が取りづらい「紀州加太」。

GW時期には全く取れず、夏の予約をすでにその時期からしておきました。

大阪市内から1時間あまりというアクセスの良さと、こんなにも大阪に近いことを忘れさせるくらいの景色。施設も比較的キレイで、特に風呂は今流行りの「インフィニティ」な感じで最高。

食事も会席メニューとバイキングで自由に追加もできて子どもたちにも楽しい仕様でお腹いっぱい。風呂も3回楽しみ、食に風呂にと満喫しました。

4部屋隣同士で押さえていただいたので、子どもたちは夜まで部屋を行き来しながら遊び放題。オセロやウノにとやりたい放題で良い思い出になりました。(高校生から小学生までの従兄弟で部活や受験なんかで全員集合は奇跡)

和歌山城

同じ和歌山でも白浜や熊野古道は車で2〜3時間もかかってしまうという地理条件なので、30分ほど南下して和歌山市内へ。

従兄弟にお城好きがいるので、まずは和歌山城を目がけます。すでに駐車場は満車という人気っぷりで焦りましたが、回転が早くてスッと入ることができました。

お城だけに天守閣までの道のりが大変。日傘は間違いなく必須です。。

階段を上がると天守閣がドーン!いかにもお城らしい形で、日本三大連立式天守閣なのだとか。姫路城・松山城和歌山城ということで何気にすべて制覇しました(!)

天守閣に上がると風が吹き抜けて最高。景色もよく、しばらく天守閣で涼みました。

めっけもん広場

テレビやネットの影響で人気っぷりが加熱しているという直売所、めっけもん広場。

桃をはじめとした果物や野菜の”めっけもん”がこちらにはあります。特に桃についてはまさに争奪戦。店内にある贈答用も人気ですが、屋外の特設場所にお安い「めっけもん箱」が積み上げられており、かなりリーズナブルに手に入ります。

随時、職員の方が搬入してくだりますが、パレットに置かれる前に奪いつくされる真剣勝負。カートに10箱くらい積み上げている猛者もたくさんいます。(そんなにたくさんの桃をどうするんだろうと思うくらい・・)

実家に送る贈答用の1箱(めっけもん箱は送れないものが多い)と、我が家用のめっけもん箱を2箱、そして巨峰のめっけもん箱を買い込みます。

#個体差はもちろんありますが、全体的に甘くて香りもよくて美味しかったです。

お昼ご飯も買って、横のイートインコーナーで軽く腹ごしらえ。(朝食からバイキングで満腹だったので。。)

こちらでそれぞれの車で解散し、帰路につくことになりました。

1時間あまりで到着という便利さではありましたが、冒頭にお伝えした「カーシェアトラブル」により大阪駅からは電車・・・。

大量の果物を手で運ぶ羽目になりましたが、まぁ仕方ない。。(なんと、大阪駅までのタクシー代も出してくださるとのことですが、電車代で遠慮しておきました。)

そんなこんなの総勢13人の大家族旅行。良い思い出になりました!