昔から好きな番組の一つ、NHK「プロフェッショナル」
内容が濃い番組なので、仕事のあとに観るには若干お腹いっぱいなので、大阪に戻ったときに録画で選んで観ることが多いです。
今回、嫁さんのおすすめもあり、チェックしたのはこちら。
大阪勤務時代に住んでいた滋賀県草津市にあるお肉屋さんの話で、熟成肉を作り出すプロフェッショナルでした。
新保さん曰く、A5だなんだはただの脂の量であって、それが崇められすぎているのはおかしいと。不自然に肥育されて高い値段で取引されていることに疑問を投げかけておられます。
個人的にも、霜降りはもう胃が受け付けず、赤身が大好きなのでこちらの熟成肉、ぜひ買いに行ってみたくなりました。
プロフェッショナルを観てると、時々”刺さる”言葉に出会います。
今回、自分に刺さったのはこのセリフ。
料理人たちからとったら僕なんて存在は業者なんですよ。立場的には低い。
でも、そういう中で仕事はできないです。生産者から預かっているものを人に預けないといけない。
信頼関係がないと大切なお肉を預けられないですよ。
今、自分は通信関係の会社でシステムを提供する営業の仕事に携わっていますが、これと同じことが言えます。
メーカーやベンダーさんから預かったプロダクトをお客さんに納める。そういった中であらゆるトラブルが起こったりするわけなんですが、そこで「業者」に成り下がって顧客の言いなりになってそれを押し付けちゃったりなんてすると誰もついてこなくなります。
そんなことをあらためて考えさせられた、深イイ回でした。