背割堤の桜

宇治川(淀川)と木津川を区切る京都は八幡の背割堤。1.4KMに渡って約250本の見事な桜が咲き誇ります。

今となっては桜の名所ですが、このあたりは洪水に悩まされてきたエリアで、明治・大正それぞれで大洪水が起こり、大改修を経てこちらの堤防ができたのだとか。

昔は「山城の橋立」と言われるような見事な松が植えられていたとのことですが、松枯れが起こり、ソメイヨシノが植えられた結果、現在のような名所になったのだそうです。

近くに住みながらこれまで行ったこともなかったので、花見日和の週末にエイヤと行ってきました。

ホントは朝イチに出るのがいいのは分かってますが、そうはいかないのが週末の朝。

塾に行く娘を送り出し、お昼ごはんのパンを持って阪急「西山天王山駅」に向かいます。

ちなみにお昼ごはんはここのパン。惣菜パンも豊富でボリューミーで美味しい。朝から大混雑も納得です。

電車との接続が悪く、西山天王山駅からのシャトルバスは、あいにく出発したばかり。あと30分待つ必要があります・・。行きは40分間隔、帰りは1時間強間隔ということでここはもうちょっと頑張って欲しいところ。。

バスは2台ずつ来るので、この2台をひたすらピストンすればいいのにと思うのは自分だけでしょうか。利便性のためにも検討いただきたいところです。

バスに乗ると15分ほどで会場に到着。バスから見える桜の景色に胸が高まります。

堤沿いに桜が咲き並んでいるので、花のトンネルを通るもよし、下から桜並木を見上げるもより、一粒で二度楽しめます。

一方通行なので、行きは桜のトンネル。

風が吹くと舞い散る桜吹雪。この贅沢が1.4キロも続きます。これだけ広いと場所取りで競うこともなく、好きな桜の下で腰掛けることができます。

少し早めの昼ごはん。TSUMUGIの人気メニュー、プレミアムバーガーをがぶり。最高です。

戻りは堤の下を歩きます。

透き通るような青空と桜のピンクが鮮やかです。この通り沿いに屋台が並んでいるゾーンがあるので、ロングポテトやらみたらし団子やらを食べて「花より団子」状態に。

そんなこんな、約2時間滞在してこちらをあとにします。

ほんとなら石清水八幡宮にも行ってみたかったですが、歩き疲れたこともあってまたの機会にすることに。ゴールデンウィークなんかにサイクリング、ちょうどいいかと思います。

帰りはシャトルバスが40分待ちということですが、早めに来てたので乗り込みます。どんどん乗り込み、車内は満員。ただ発車時間までなかなか発車せず、車内も不満で充満。

どうせ乗れないし、2台目も来てるのでそちらを定刻発車にしとけばいいのに・・と思いますが、バスを準備してくれてることに感謝して、寝不足気味なので昼寝の時間ということにしておきました。

昼過ぎまでのお出かけでしたが、初めて行った場所で何より今年一番の桜を目に焼き付けられて大満足のお出かけでした。

帰ってからは3時間の公園遊び・・。よく歩いた1日になりましたとさ。

今週のお題「お花見」