ただいま新聞

就職活動以来、長年続けていた新聞購読を半年前にやめてみました。

本にせよ何にせよ、”インプット”だけでは使える知識にならないので”アウトプット”を意識していく中で、ニューメディアであるnewspicks に興味を持つようになったのがきっかけだった気がします。

コロナ真っ盛りの中、マスコミの論調に嫌気が差す中で、Weekly Ochiaiで切り口鋭い論戦は非常に斬新でした。また、米中関係や大統領選挙等、世界情勢が大きく変わる中でイラストを交えたわかりやすい特集記事は勉強になりました。

そして、少しでも知識を使えるものにしようと、日々コメント付きのPickで”アウトプット”にもチャレンジする中で、「これだけでやっていけるんじゃないか?」と思い、勢いで日経新聞を解約してみることにしました。

離れてみて気づく新聞の良さ。

ネットだとどうしても「その日の記事」という概念がないので、延々とダラダラ見てしまうことになります。あと、問題なのは「コメントを書く記事見つけなきゃ」という発想なのでなんだかんだ自分の興味のあるジャンルや仕事のジャンルに偏ってしまいがちになり視野が狭まります。

新聞はその点、「今日のコンテンツ」がハッキリしていて構成も整理されており、何より一覧性に優れているので、流し読みしつつ、目に止まったところはじっくり読んだりといった読み方ができます。

最近話題になったこちらの記事にもありますが、新聞は速報性ではなく、記者独自の切り口で事実を複合的に伝えていくといったところにあるんだろうと思います。

情報収集や整理になかなかゴールはありませんが、新聞読みっぱなしで終わりにはしないよう、自分の頭で考える訓練を続けていければと思います。