スケート教室2020

3年連続のスケート教室

正月に、急きょ参戦表明した息子も加え、今年は姉弟そろってなみはやドームのスケート教室に参加することになりました。

スケート教室自体は良心的なお値段ですが、
単身赴任してから車がないので、毎回レンタカーが必要だったり、
本来なら帰ってこない週も帰郷したり、
家族総出なので夜が外食になったり、
練習のために昼からスケートをしたりと結果的にかなりの出費にはなります。

単身赴任であっても極力、これまで続けてきたことは止めたくないという半分意地みたいなものですが、単身赴任を言い訳にして諦めちゃうと色んなことが崩れそうな気もして踏ん張っているようなところがあるかもしれません。

そんなこんなのスケート教室。
前回、何とか黄緑リボンで合格した娘は緑リボンで参戦します。

ここ、なみはやドームにはメインとサブの2つのリンクがありますが、緑リボンからはメインリンクでの練習となり、人数も減って一気にレベルアップ感が出てきます。
テストの課題も「左右の前進滑走+コーナをクロス滑走」という一段上の世界を目指すようです。お正月に滋賀のスケートリンクで見知らぬスケート達人のおじさんに教えてもらったクロス滑走。これまでとは違い、ひたすら滑りながらアドバイスを受けていくようなレッスンとなります。
緑リボン時点でクリアしているはずの「左右の前進滑走」もきっちり型どおりにこなすのはまだまだ難しい様子。

一方、初めてとなる息子はピンクリボンでの参戦となります。小さい子は立つのがやっとの子が多い中で、正月に滑っていたこともあってそこそこできる様子。調子に乗っていつも先頭で先生にアピールしてる姿がなんともコミカルでした。

次の黄緑テストになるための課題は「歩くことができる」で、すでにそれはこなせていたので途中からは黄緑クラスに呼ばれて「左右の前進滑走ができる」緑リボンを目指すことに。結果によっては一発で娘に追いつく可能性もあります。正月までは行きたくないといっていた奴が、なかなかの頭角を現してきました。

ただ、左右の前進滑走は娘もまだまだできていない高い壁。足を蹴り上げずに片足に体重を乗せて2秒ほどスイーッ、足を変えてスイーッといかないといけませんが、どうしてもタッタッタッと短く歩いちゃいます。片足だけだとフラフラするので大人でも正直難しいです。

3回目にはテストとなるので実質、練習できるのは2回。1時間半の練習だけだと2人ともなかなか厳しそうな感じもするので2回目からは家族総出で昼から練習して、夜の教室に備える形となります。ひたすら練習あるのみ。先生のテストのお手本をビデオに撮って家でイメージも膨らませます。

いざテスト

そんなこんなでやってきたテストの週。もちろんこの日も練習してからの参戦となります。妻の仕事帰りを待って2時から出発。なかなかハードなスケジュールです。

いつも強気な娘も、今回は自信がないのか「テストの時は見ないで」とのこと。一方、息子はテストに向けていつになく真剣モード。先生が繰り返し見せてくれる「受かる例・ダメな例」を頷きながら真剣に聞き入っています。

まずは息子の試験。緑リボンを目指しての左右前進滑走です。これがダメでも黄緑リボンはゲットできるという少し気楽な展開ですが、練習の成果を発揮し、本番に強いところを見せてくれました。テストが終わった後は張り詰めた糸が切れたのか、ダルダルといった感じ。よく言えば「ここぞという時の集中力」というやつでしょうか。

そして次は娘の試験。少し長めのトラックを2周し、コーナーをクロス滑走、直線はしっかりと左右滑走をするというテスト。左右滑走は基本で、緑リボンですでにクリアしているはずではありますが、どうしても蹴り上げてしまったり体重を乗せる時間が短かったりと、大人的にも今回は厳しいかな?という感触。

場所を変えて、こっそりと娘のテストの様子を観覧します。スイーッスイーッとなかなか良い感じに滑っているようには見えますが、さてさてどんな結果になるでしょうか。

結果発表

これまでは、テストした翌週の帰りに修了証配布があり、そこに次のリボンが付いていれば合格、ついていなければ不合格というルールでしたが、今回からはテスト当日に発表があり、その場でリボンがもらえるとのこと。もし不合格でも次週に再チャレンジの機会もあるのだとか。

まずは息子の発表から。黄緑組にいるピンクリボンの子5名ほどが集められ、次々に黄緑のリボンが渡されていきます。やはり緑リボンの壁は高いのか・・息子は最後に手渡される様子ですが、「みんなもらったね〜」といって子供たちは帰され、息子は「もらってないよ!?」と戸惑っている様子。そんな息子に「はい!おめでとう!」と渡されたのは何と緑色のリボンでした。他の子たちが悔しがらないようにとの先生の配慮だったみたいです。「美味しいもん買ってもらいや〜」と褒められる息子。

普段から自信がないことにはあまりチャレンジしないタイプで、当初は教室すら行かないと言っていた息子が自分なりに頑張って結果を出してくれたことは親としても素直に嬉しかったです。こうした経験が息子の自信につながっていくのなら、頑張って毎週レンタカーで連れてきた甲斐があったというもんです。

そして次は娘の発表。もしダメなら息子と同じ色になるという後のない展開。こちらは全員の前で順に合格者の名前が読み上げられます。3〜4人に1人くらいの割合でしょうか。五十音順で呼ばれていきます。ハ行、マ行・・名前が呼ばれました!見事合格で満面の笑み。本番に強い娘、着実に級を進めることができました。

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寄り道外食

そんなこんなのスケート教室2020。2人とも新しいリボンを着けてウキウキと会場を後にします。

この夜は家族で初めての「なか卯」へ。あまり知られていませんが、なか卯は茨木発祥のチェーン店。1号店ではありませんが、帰り道にあるお店へ寄ります。お子様セットも牛丼or親子丼orうどんと唐揚げとプリンにジュースにガチャガチャとフルスペック。お値段も安く、満足度の高い「初・なか卯」となりました。ガスト、吉野家なか卯ときたスケート帰り道外食も残すところあと1回。

次回は朝からガッツリと楽しみたいと思います!