成長 〜運動会2017〜

いよいよ今年もやってきました。運動会の季節です。

今年は秋雨前線が元気で、天気予報は直前まで雨。。子どもたちは年長と年少なので、最初で最後の同時出場の運動会。何とか天気よもってくれ・・と願うばかり。

そんな願いも少しは通じたのか、土曜日の午前中は何とか天気がもちそうな予報に直前に切り替わり、体育館での開催は何とか回避され、ホッと一安心。

年に一度か二度ほどの出番がある70-200のお気に入り望遠レンズも活躍できそうです。ママ方の祖父と自分方の祖母も朝から応援に駆けつけてくれました。

いつ雨が降るかわからない状況で、プログラムの順番は最後の運動会となる年長優先で前後するなど工夫をしてくれ、 結果的にはほぼ全てのプログラムを実施できました。

息子編

そんなこんなの運動会ですが、まず年少である息子のデビュー戦はなかなか鮮烈でした。

開始早々張り切って腕を振って入場行進し、ややテンポがズレながらも一生懸命体操し、フライングしてやり直すもかけっこ競争までいきますが、2つめの競技に行く途中にママに手を振ってもらったのをキッカケに頑張っていた糸が切れてしまいます・・

電車のダンボールに入ってみんなで演技をしますが、途中から「電車から降りない!」となってしまい、みんなは降りて演技を始めるも一人ポツンとテコでも電車から降りません。。歯を食いしばりながら、断固として降車拒否・・。一筋の涙を流しながらグッと食いしばってブレない姿勢はむしろ男らしさすら感じました(笑)

その後も、園児席から脱走を試みたり、制止されてギャン泣きし、その様子を見て姉がなだめにいくという連携プレー。

自分と出るはずだった親子競技の玉入れも、ママに交代して出場するも、「イヤー!」といって脱走して局地的に「親子リレー」に切り替わります、、

そんなこんなで何とか最後まで乗り切り、金メダルをもらって最後の最後で機嫌を直すという展開。思い出深い鮮烈な運動会デビューとなりました。

娘編

一方、ラストの幼稚園運動会となる娘の様子からは、3年間の成長をしんみりと感じることができました。

昔は一つ一つの競技に精一杯で、どこかで「やらされている」ような感じがしたもんですが、太鼓の演奏からそれぞれの競技まで、それぞれ自ら思いっきり楽しんでいる様子で常に笑顔で張り切ってました。

入園以来、初めてママが指名された「親子競技」のデカパン競争も、最高の笑顔で、思わずシャッターをたくさん切りました。

一番、成長を感じたのがクライマックスの年長対抗リレー。さすがに、こればかりは神妙な面持ちで挑んでおり、やや緊張の様子。

7番目走者の我が子。年少ではダントツで足が遅かった娘も、最近はめっきりと走るのが好きになり、サマになってきた走り方。

後ろの子に抜かされるどころか、しっかりした走りで前の子を抜かしそうな勢いでグングンと差を詰めていきます。行け〜!と思わず声が出ます。

その後も順調に襷は継がれ、抜きつ抜かれつの大接戦。娘の組は途中で1位になるも、最終的には惜しくも2位。

2位!というアナウンスにジャンプして歓喜する仲間たちの陰で、あれ・・?娘はシクシクと泣いているではありませんか・・。

若干驚きはしたものの、団体競技に「負けて悔しい」と思える気持ち、それは間違いなく成長といえるのではないでしょうか。

最後に全員にもらった金メダルも3年間の成長の勲章のように輝いていました。

運動会の終了後は、来てくれた祖母を連れて、この前からハマっているこちらの店にご褒美ランチで満腹に。

忘れられない一日になりました。