神戸帆船フェスティバル!

神戸メリケンパークで開催中の帆船フェスティバルに行ってきました。

好きな絵本の影響で、船が好きな子どもたち。船の中に台所があったり寝るところがあって、そこで過ごすことに憧れを持ってたりします。

そんなところに発見したこのイベント。これはもう行くしかない!

www.kobeport150.jp

7:00→8:30 出発&いざ会場へ!

朝9時からの船内一般公開に向けて、余裕をもって朝7時から出発。
パン屋に寄って朝食を調達し、駅で食べながら向かうはJR元町駅

元町から会場までは徒歩15分ほど掛かりそうだったので、今日の体力を考えてタクシーで・・。

あまり良く考えずにメリケンパークへ向かうも、あまり人はおらず・・。よくよく調べてみると今日の係留は「新港第一突堤」という場所らしい。

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ホームページがやや分かりにくいのですが、この①②と③④の間に大きな船3隻がさらにあって、今日のメインはどちらかというとこちらのよう・・。

しかも地図ではめっちゃ近そうなのに、直接繋ぐ歩道がなく、歩いてはこれまた10分以上かかりそう・・。こうなったら仕方なしと、再度タクシーに乗り込み、第一突堤へ。

9:00〜10:30 船内一般公開

警備員の方たちもたくさんいて、まさにこちらがメイン会場感たっぷり。

そして目に飛び込んできたのは大行列・・。直接来てたらなぁとタメ息が出るも、仕方ないので炎天下の中並びます。。

こちらが本日の一番大きな船、海王丸

海技大学校等の練習に使われており、将来船舶職員となるための訓練実習に使われているのだとか。

近くでみるこのスケール感に俄然、テンションが高まります。

息子を除いては・・。

この炎天下の中、なかなか気乗りがしない息子。行列待ちの間に行ってきたスタンプラリーの会場への往復だけでもうグズグズ。「帰りたい!」と険しい顔。

9時以降は行列はスムーズに流れ、デッキだけでなく、船内まで見学ができ、広い教室兼食堂や、偉い人の個室などなど、至る所に立っておられる船員さんに解説してもらいつつ、楽しく見学させてもらいました。

次は2つめの「みらいへ」に。こちらはやや小ぶりな船ですが、帆船らしいスタイリッシュさがあり、船内は予想を裏切るなかなかの広さだったりして、娘的にはこちらがかなり印象深かった様子。

この船は一般でも利用できるようで、調べてみると毎月何かしらのイベントがやっているようで、宿泊などもできるとのこと、またチャレンジしてみるかもしれません。

そんなこんなで、10時半までの一般公開タイムもあっという間に終わり、みらいへの横で売っていた「海軍カレー」を少し早い昼食に頂きます。なかなか辛く、子どもたちは粘るも途中でリタイア。

11:00-13:00 セイルドリルまでのスタンプラリータイム

次なるイベントは13時からのセイルドリル。多くの船員たちがマストに登って帆を広げます。帆が広がった様子は是非とも見たいものの、予定時間までは約2時間弱。

近くのコンビニまでも600メートル、そして当初はその間、ぶらぶらと楽しむ予定だった「神戸まつり」も会場はメリケンパークなので、歩くと15分はかかる距離・・。

日陰で休憩しつつも、じっとしているのはそれはそれで辛かったので、とびだせ炎天下。

揃えると記念グッズが貰えるというスタンプラリー7個制覇に挑みます。

これまで集めていた3つのスタンプに加えて、大成丸、銀河丸、青雲丸、そしてコリアナとパラダという様々な船でスタンプをゲット。

埠頭から埠頭は近いようで限りなく遠く・・。20キロの娘と10キロの息子の抱っこ攻撃にあいながら、途方に暮れるようにパラダまで。。これは何の苦行なのか・・。

13:00〜 セイルドリル

なんだかんだで最後のパラダに着いたのは13時前だったので、ここでセイルドリルを見学することにします。

すごい!この鍛錬された技は圧巻の光景。辛い道のりに耐えた価値がありました。

13時から、再度一部の船が公開されていたので、銀河丸の船内見学に寄ります。こちらの船は商船系大学等の学生さん達が船舶職員になるための実習用の船ということで、全長116メートルのこれまた非常に大きな船。

そこから見る、セイルを広げた船は圧巻の光景でした。かっこいい。

バリアフリーにも配慮ということで、船内はエレベーターがあったり、機器類もハイテクで疲れた身体にテンションが高まります。3階くらい昇り降りがあり、船内の至る所を見学させてもらいました。

たくさんの船員見習いさんが、敬礼で挨拶してくれますが、息子も敬礼で「こんにちは!!」と繰り返すと優しく微笑みで返してくれます。

最後の救命ボートがまた楽しかったようでトランポリンのように楽しくはしゃぎます。

14:00〜 地獄

楽しくはしゃいだ後に待っているのは長い長い帰り道。そしてはしゃいだ後に待っているのは息子の昼寝・・。。

ずっしりと重たくなった息子を抱えながら、そしてそのために抱っこしてもらえなくなってトボトボ歩く娘とともに、大混雑する会場を脱出します。

ようやく会場を出るも、来るときには想像できなかったような混雑ぶりで、道路もまったく車が動いておらず。。

当然、タクシーも捕まえられず、大通りまで出るも同じ。。

限界を迎えた娘を何とか、コンビニのアイスで釣りながら頑張って元町駅まで1キロを歩きます。身体は真っ赤、吹き出る汗。

電車は無事に座れ、最寄り駅までぐっすり眠る息子とともに、無事に我が家に到着。

さっそく絵日記を描く娘。印象に残ったようで、苦労して連れて行った甲斐があったというもんです。

思いの外、ビッグイベントとなった連休中日。明日はゆっくり休息したいと思います・・。