muji coffee

物欲に火がつくまで

3月1日、待ちに待ったコーヒーメーカーの到着予定日。
1月末に「ガイアの夜明け」で特集され、瞬く間に売り切れた無印良品の期待作です。

www.muji.com

放送直後にはすでに購入を決心してましたが、時すでに遅しで在庫なし。諦めきれずに翌日の昼休みにケータイで見てみると…なんと予約再開してるではないですか!

思わずポチッとして、最短納期の発売日から2週間後、3月1日午前中を指定。その日にはすでに予約は終わってて、気づいたら引渡しは5月になるほどの人気ぶり。

待ちに待った1ヶ月。ついに・・!

プロのハンドドリップを徹底再現したコダワリの逸品ということで、ミルとドリップ方法にその秘密があります。

ミルは、これまで家庭用にはまず搭載されていなかった「フラットカッターミル」という臼のような構造のミル。これによって豆の香りを損なわずに挽くことができるのだとか。挽きの粗さも好みで変えられるので、微妙な変化を楽しませてくれます。

ドリップは、豆が最も生きる87度の温度にこだわり、蒸らし時間やシャワーの角度調整によってハンドドリップを徹底再現しています。確かに、抽出後のドリッパーを覗いても、均等に壁が残っていて「プロの技」を感じさせます。

これまでも、このような「全自動コーヒーメーカー」は存在してましたが、「ペーパードリップで十分旨い」という感覚で、手入れや設置スペースなんかをトータルで考えて特にそこに物欲はありませんでした。

が、今回TVでこの逸品を知り、機能とデザイン、そして「タイマー」が付いていることに何気に興味を惹かれたところに品薄状態で物欲に火がつくことになりました。

ホームベーカリーで、起きたときにパンの香りがするのがかなり贅沢に感じていたので、コーヒーの薫りで目が覚めたらそれはさらに贅沢な朝になるんじゃなかろうかと妄想してました。

(実際、活用してみると目を覚ませてくれるのは、コーヒーの薫りではなく「ミルの轟音」というオチでしたが 笑)

珈琲豆探求

肝心の味も、文句なし。

せっかくなので、こんな感じ↓に初めの豆はこだわってみましたが、コダワリのコーヒー屋さんで飲むコーヒとほぼ互角と言っていいかと思います。 

こだわりのコーヒー、スーパーのコーヒー、などなどこの3週間で色んなコーヒー豆を試してみました。

◆試行錯誤の記録

●Cafe&Meal Muji (シングルオリジン) 約1600円/200g

一部のMujiのみ取り扱っている、その場で生豆を焙煎してくれるスペシャリティコーヒー。淹れているときの香りから違いがあります。

・コロンビア(フェダール農園)

「フルーティなフレーバーと豊かな酸味。シトラスを思わせる余韻」ということで、確かに酸味が特徴的な一杯。浅煎りが合います。

グアテマラ(サン・ミゲル農園)

「チョコレートの風味と甘み。しっかりとしたボディに爽やかな後味」ということで、苦味と酸味のバランス良く個人的には相当好きな一杯。
深煎りが合います。

●Cafe&Meal Muji オリジナルブレンド 約900円/200g

こちらは、全国の無印良品で袋で買えるオリジナルブレンド。シングルオリジンと同じ豆を使いつつ、この値段なのでコスパ良し。

酸味が利いていてスッキリしているので朝から飲みやすい。個人的には、推奨の「RICH」分量よりも「MILD」で中粗挽きがバランス的には好き。

●葉山珈琲「パパブレンド」約850円/200g

行きつけの阪急オアシスにある豆。しっかり焙煎日が記載されているのでこだわりを感じて購入。

苦味がしっかり利いていてコクの有る感じ。ただ、表面にコーティング?のような光沢がついていて、これが原因なのか豆の大きさなのか、Mujiのコーヒーメーカーでは自然にはミルに落ちてくれません。なので手作業が必要なのでタイマー利用はできず・・

●ばん珈琲店 約1200円/200g

よく前を通る喫茶店をふとWebで調べてみると、驚くほど高評価の「深煎り専門店」ということで興味をもって購入。

びっくりするほど真っ黒の豆で黒光りしてます。コーヒーメーカーではなかなか適切な挽き方・淹れ方にたどり着かなかった感があります。。

普段飲みで、今後はいかにコスパよく、且ついつでも入手しやすい豆を探すのかというのが目下の目標。色々探し回っていきたいと思います。