芽生え

我が家に待望の第一子が誕生しました。

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7月31日に生を受けた2962gの命は
普段、子供というものにあまり興味を示さない自分でも
「こんな存在がこの世にあるのか」としみじみ思うほど
無くてはならない存在になってます。

振り返れば、この1ヶ月は色んなことがありました。

まさかのタイミングでの人事異動で7月1日から金沢の地に。
臨月の妻を滋賀において、自分は一人、当面のホテル暮らし。
これまでやってきた仕事とは180度異なる、
新たな役職をもらっての慣れない仕事。
ようやく見つけた賃貸マンションでの初めての単身赴任。

1ヶ月前の自分を既に想像できないくらい
色んなことがありすぎたこの7月。

そんな7月を締めくくるかのような大イベント。

「今週は産まれない」と医者に言われていたので誕生前夜はまさかの飲み会に。

酔っ払って気分良く帰ってきたら「破水した」との連絡に焦りつつ、
とにもかくにも酔い覚ましと飲み物を大量に飲んで就寝。

翌朝、これ以上無いグッドタイミングで届いたチャイルドシートを受け取り、
アイロンやら仕事の準備やら家の掃除やら長期戦に備えて家仕度をしていざ出陣!

14時に産院に着くと、自分を待っていたかの様に陣痛が始まりました。男の僕にはおそらく永遠にわからないだろう、見ているのも辛いほどの激痛が妻を襲うこと7時間ほど。

明け方には産まれるかな?と言われてたのに、21時頃にはもう誕生が目前に迫ってきたとのことで寝ぼけ眼の先生が奥から登場!助産師さんの様子も慌ただしくなってきました。

そもそもこの前検診したときまで帝王切開しかムリといわれてたのに、医者のいうことをことごとく弾き返す生命の奇跡と妻の頑張りに感無量。

そしていよいよ時がきた。

21時37分、元気いっぱいの産声と共にご対面。

妊娠中、お腹の中で何度も蹴られて妻が痛がっていたのも

納得の元気いっぱい&暴れまくり&泣き叫びまくりの小さな小さな命。

初めてこの手にとった時、こんなにも小さな存在が放つ圧倒的な生命の力強さに感動を憶えました。

こうしてスタートした家族としての歴史。

これから想像もつかないくらい色んなことが起こるんでしょうが、

一生かけて妻と子を守っていきたいと心に誓った夜でした。本当にありがとう。