そろそろ平城京熱も落ち着いてきた頃かとぶらり奈良へ。
やっぱり奈良は近鉄で向かうに限ります。
京都から近鉄特急でわずか30分。完全指定席なのであっという間に到着です。
今回の目的は、とことんベタに阿修羅像と東大寺と平城京跡。
大和野菜でランチといきたいところでもありましたが、あいにく前日に思い立ったので目ぼしいところはどこも予約でいっぱい。
どうせ混むからと朝イチ8:30に奈良到着。
ネットでリサーチすると、近鉄奈良駅から猿沢池をぐるっと回って興福寺に入るのがどうやら通のよう。
朝の猿沢池、亀だらけでのんびり平和な雰囲気。
阿修羅像は宝物殿に展示されてますが、すでに行列ができているほどで最近の仏像ブームにおどろきです。
東京での阿修羅像展示が大好評であったことから、興福寺での展示方法も最近のリニューアルで参考にしたとのこと。
ガラスなどには入っておらず、また照明の当て方なんかもかなり工夫がされてます。
しかしスゴイ人。。
その後は東大寺へ足を運び、奈良の大仏とご対面。やっぱり大人になってから見ても立派です。
奈良は一つ一つのスポットがビミョーに離れていて、しかも当日は真夏日で体力を奪われます。
京都なんかは観光スポットの間に店やアーケード街があるのでそうでもないですが、奈良みたいにひたすら公園になっているととにかく暑い。
が、こっちの方が趣きがあって都らしさが残っているように思ったりもします。
さすがにもう奈良駅までも歩く気力をなくしたので、平城京跡まで東大寺からの直通バスで行くことに。
20分ほど待ち時間があったのでバス停前の柿の葉寿司屋さんで腹ごしらえ。昔、家の近くに柿の葉寿司屋さんがあって、しょっちゅう食べていたのでこの香りをかぐだけで懐かしい気分になります。
やっぱり美味しい。
そしていよいよ平城京跡に到着。平城京があったこの場所をそのまま残しているのがびっくり。
全長は4キロあったとのこと、全体を公園として復元する計画もあるとのことです。それに比べて京都は普通の交差点に石碑がぽつんと置いてあるだけで寂しいもんです。
綿密に復元されているため、目的地までが遠すぎる。。
朱雀門から大極殿まで線路を間にはさんでこんなに距離が・・
照りつける太陽の中、汗だくになりながらゴールを目指しました。。
体力がもすこしあれば、もっといろんな会場を巡りたかったのですが、14時くらいですでに限界。資料館と交流広場くらいで、会場をあとに。