安らかに。

昨日の午後6時半、愛犬がこの世を去った。

16歳までもうあと1カ月余りで、力尽きた。
奇遇にも3年前にこの世を去った相棒と同じ日だった。
ほんまによう頑張った。

つい1か月前から咳をするようになり、見る見るうちに心臓が弱っていった。あんなに元気に家を走り回っていたアイツが立つこともできなくなっていった。
あんなにちくわとか柿の種とかあんことか人間のシブい食べ物を好んで食べていたアイツが食べることもできなくなっていった。
 
毎日4本の注射を打って、毎晩発作でニトロを飲んで、弱りつつある心臓を必死になって動かしていた。
 
仕事で亡くなる瞬間は見届けることはできなかったけど、最期はスヤスヤ眠っているみたいな本当に安らかな顔をしてた。
 
神経質なところがあって水は浄水器の冷たい淹れたての水じゃなかったら一口も飲まなかったし、スーパーの安物のちくわには見向きもせず、「鯛ちくわ」しか食べなかった。
 
ニクたらしいけど、それも含めてかわいい奴やった。小学校3年のころから一緒に時を過ごしてきたわけで、仕方がないことだとは頭では分かっていても、心にはスッポリと大きな穴が開いている。
 
未だに、いなくなったことを現実として受け止められてないのが正直なところ。
ありきたりな言葉やけど、命の重みを教えてくれた。
ツライ時でも一緒にいるだけで癒された。
家族を強くつなぎ合わせるまさに「子はかすがい」とも言うべき存在だった。
そして何より一緒にいた時間のすべてが楽しかった。
 
ありがとう。
そして、安らかに。