2日目
2日目朝、6時半出発予定のはずが起きて落ち着いてたら早くも6時・・・しかも昨日はバタリと寝てしまったわけで部屋もぐちゃぐちゃのまま。。
あわてて用意をして下りると受付には誰もいないわけで・・・
これまでホテルばっかりだったので、てっきり朝早くから開いているもんだとばかり思っていたが、どうやら旅館というのはそんなものではないらしい。。
電話を鳴らし続けて、「なんとかお願いします。。」と出てきてもらい、精算完了。
朝の温泉街を猛ダッシュ!!
それにしても今回の旅行は良く走る走る。。
城崎温泉駅からまずは鳥取まで普通電車で2時間ほど揺られる予定だった。となりにはおばちゃんグループが朝っぱらからお菓子を食べまくってわいわいしていた。
すると「強風のため、この先の餘部鉄橋を通過することができません。この電車は当駅で引き返します」・・・
えっ・・
せっっかく走ってまでこの電車に乗ったのに。。とショック!
おばちゃんらはパニック。車掌につめかける勢いはスゴイ。
ぼくらは「まぁどうにかなるさ」と冷静モード。駅に下りるとみんなが駅員につめよる。
駅員はもう半分投げやり。「分かりません。」そんな返事ばっかり。
まさにいっぱいいっぱいになってた。
おばちゃんらはタクシーで餘部鉄橋のひとつ先の駅へ行くとのこと。6000円やし、タクシーで行ったら??とか言われたが、当然ぼくらにそんなお金を出す余裕はない。
そこで。。
すでに1時間待ちをしている寝台特急「出雲」を発見!これに乗れば、一気に行けるんちゃう!?とひらめく。
駅員に交渉すると「もう乗っちゃって乗っちゃって~」とおもしろいテンションで食堂車に乗せてくれた。
ラッキー。寝台列車に途中乗車できるなんて。。これはハプニングのおかげ。車内も快適でほんとにラッキーだった。
さらに待つこと30分、ようやく餘部鉄橋通過のGOサインが出て渡れることに。
すごい。。
高さ40メートルという日本一の高さの鉄橋。風吹いたら通れないのも納得のスケール。柵もほとんどないため、電車に乗っていると空中を走っているような感覚になります。
そして次の駅に到着するとなんとさっきのおばちゃんたちが・・
結局ぼくたちの方が早く着いたわけなんです。
やっぱり「ハプニングは楽しむくらいの余裕を持つこと」。結局、鳥取にも予定通りに着けたので結果としてはほんとにラッキーなハプニングでした。
長くなったので今回はこのへんで。。次は島根編をお届けします。