クリスマスも明けて・・

クリスマスも明けたのでもうノロケるのはこれくらいにして、通信ニュースに戻りたいと思います。

■[通信]100年に1度の激動の年!

日経コミュニケーション1/1号届いたのでまた紹介です。

今回は2005年を読み抜く3つの視点と題したかなり読み応え十分の特集になってます。
編集長インタビューではNTT持ち株和田社長のインタビューが載っており、「必要ならNTTの再々編を求める」という爆弾発言も出ております。

やはり、NTTは本音ではもう一度再編したいと考えてるのだな、と納得しました。

100年に一度の激動の年、業界変わり企業ネットも変化今日、紹介するのは編集長による「一刀両断」というコーナー。ぼくの一番好きなコーナーです。今回のタイトルは見出しに書いたものでした。内容を要約します。

2004年は激動を予感させるまさに100年に一度の変革の年だった。
英BT、KDDI、そしてNTTもついに電話網のIP化と加入者線の光ファイバ化を公表した。
これは1980年以来のサービスの根底を変える事件である。この動きは欧米、アジアに波及するという意味で、日本とイギリスはパイオニアとして大変革の実験場を買って出たのだ。2005年はその実践の年になる。この方向はこれまでのキャリアからの常識からすれば全くの未知の領域。

IP網に数千万の加入者を収容できるのか、信頼性は、セキュリティは・・ユーザーが利用するサービスも変わる。音声を含むあらゆるデータ・パケットが超高速で飛び交う、これまでに存在しなかった情報通信基盤が登場することになる。当の通信事業者にも再編の波が押し寄せる。ドライカッパーでサービスを提供する事業者は、いずれ光化の前に戦略の見直しを迫られるだろう。

NTTも変わり始める。
もはやNTT再々編議論でさえタブーではない。

こう読むと、あらためて通信業界は激動の時代に入ったのだな、と痛感せざるをえません。

これまでの時代とはまったく違う。

個人的にも世間的にも注目なのがNTTvsソフトバンクという構図。NTTの技術&信頼とソフトバンクの速さ、斬新さ。

ADSLにおいて、ソフトバンクは通信業界にいかに”速さ”が必要なのかを思い知らせました。ソフトバンクに大きく足りないのは信頼。その信頼をダイエーホークスのお得な買い物で手に入れようとしています。会社で決裁権のある人物は野球好きの世代で、かなり有効なんだとか。特に九州では。

対して、NTTはいかに分割したグループを同じ方向付けしていくか。固定と携帯を融合していかないことにはソフトバンクに突っ切られるような気がします。

今期からJ1に昇格する大宮アルディージャは実はNTTの運営なのですが、あまりそれは前面に出していないのでソフトバンクホークスに張り合うつもりはないみたいです。
いずれにせよ、全く異なるこの2社が通信業界をおもしろくしていくのは間違いのない事実のようだ。

■コメント(復旧)

#.com『俺のところにも昨日届いてました。NTTの再編議論でさえもはやタブーではないか・・・確かに公社時代からの古い体質を持っているNTTに対してソフトバンクのスピードと斬新性には驚きやもんな。よくNTTはブランド力と長年培ってきた経験と信頼でもってるて言われてるし、d-55ご指摘のようにどうやって携帯とかと融合していくかなんやろう。でも案外NTTの若手社員は斬新的なこと考える人が多いしそのうち会社の体質自体変化していくやろな。』