運命

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昨日の午前0 時37 分、最愛のペットが死んだ。

小学校の頃から14 年間ずっと一緒にいた存在だけにどうしようもないくらい辛いことだった。

人生で一番辛い日。

昨日から今日で5年分くらいの涙を流した。

「死は暗くも悪いことでもなくて、むしろ生を感じる素敵なこと」っていう言葉をある人からもらった。生死の現場に限りなく近い職業を経験してる人からの言葉だったので心に響いた。

確かに調子が悪くなってからの2週間、その存在の大きさ、かけがえのなさを嫌というほど味わえた。生き物に「死」というステージがなければ、確かにそのありがたみは分からなったかもしれない。

でもその一方でやっぱり死を受け入れられない自分もいる。

火葬して箸で骨まで拾ったけれど、リビングに下りると普通の顔をしてソファの上に座っているような気がする。

失ったものが大きすぎて実感がわかないとはこのことか、と痛感してる。でもこれで人の痛みをもっと理解できる人間に成長できた気もする。

2週間ずっと、心のどっかでヘコんでた。そんな自分に「大丈夫か?」って言葉をかけてくれたすべての人、ありがとう。

ペットの存在の大きさってのはなかなかみんなにみんな理解されるもんじゃないのは分かってる。だからこそ、そういう言葉をかけてくれた人らがいたのはすごいうれしかった。

そんな言葉をかけてくれたにも関わらず、直接報告できんくてごめんなさい。。これまでの楽しい時間、ほんとにありがとう。

安らかに眠れよ..

■コメント(復旧)

#flets『お疲れさん。今日の日記はとても心に響いたで。中学のときに祖父を亡くしていらい、「死」というものを身近に感じる機会がなかった。さらに、相次ぐ殺人事件や凶悪事件のニュースを見るたびに「またか・・・」という自分がいる。「死」をそんなに簡単に受け止めていいものなのか。イラクで殺害された香田さんの殺害シーンのムービーが、中学生の間でおもしろ半分に出回ってるという。なんとうちの弟までもがおもしろ半分に見せてきたので、本気で怒った。今の日本の社会において、「死」という概念が粗末に扱われている気がしてならない。もちろん自分も例外ではない。そんなことを最近考えていた時の、今日の日記。とても心に響いた。就職先の会社や、バイト柄「未来」を常に考えて生活しているだけに、改めて「生死」という原始的な概念の大切さ感じさせられた日記でした。それが人間でも、それがペットの犬でも、生きることのすばらしさと、死ぬことの重みは変わらない。そんなことを、読みながら考えさせられました。長々とすいません。そして僕からも。安らかに眠れよ・・』

#daichi-55『ありがとう。ほんまにうれしいコメントをありがとう。今回のことがあって、奈良県女児殺害事件もドンキホーテ放火も、亡くなった人やその家族のことも考えられるようになった。これまでは犯人どんな奴なんやろーとか、GPS携帯の充電はどうしてるんやろーとか興味本位でしか捉えていなかった。「命の重み」を目の当たりにして、人間的に成長できたと思う。まずはこのどうしようもない空虚感を乗り越えて、次に会うときは笑顔でいられるように頑張るわ。でも絶対にこの気持ちを忘れることだけはしないでおこうと思う。真剣に向き合ってくれてありがとう。そんなfletsと来年から共に働けること、誇りに思ってます。楽しい「未来」をつくっていきましょー!』