奈良へのプチ旅行。今回は旅のメイン、「鹿と大仏編」をお届けします。
今回、奈良に来たのは9年ぶり。子ども達は初めての奈良ということで、公園に鹿がいることもこんなにも大きな大仏さんを見るのも初体験。
鹿体験
近鉄奈良駅から猿沢池を通り、まずは鹿を探しに奈良公園に向かいます。
意外に鹿に出会わないなぁと探しながら登大路園地の方へ。鹿せんべいの屋台を発見!当然そこには鹿が群がっております。
早速、200円で鹿せんべいをそれぞれ購入。
ホイホイとあげていく娘に、1枚1枚ドキドキと躊躇しながらあげていく対称的な息子。腰が思いっきり引けている姿はなかなかコミカル。
赤ちゃんの鹿を狙ってあげにいきますが、大きな鹿たちがグイグイやってきます。
動物園に行っても餌やりが大好きな子どもたち、特に娘は背中を撫でたりしながら可愛がっています。
そんなシカを愛する娘に悲劇が・・
まずはシカのハナクソ攻撃!鹿せんべいを狙うシカが後ろから忍び寄り、鼻をこすりつけられて何か黒いものを服につけられます 笑
気を取り直して、まだシカを可愛がる娘。今度は木の下で休んでいるシカを発見し、撫でようと近づいていく娘。
「ウグッ・・!」
そんな声が聞こえて振り向いた瞬間、吹き飛ばされる娘の姿・・。気が立ったシカにタックル攻撃を受けました。飛ばされた際の動きが何ともコミカルで、心配する周囲をよそに不覚にも笑ってしまいます。
突然の出来事に、はじめは呆然としていましたが、やはりビックリしたのか、時間差で思わず涙がこぼれる娘。すっかり鹿トラウマになってしまい、それからは鹿を避けて歩きます。
ようやく気を取り直してきた娘に追い打ちをかけるように、また別の鹿がせんべいをくれ〜と後ろからツンツンとそこそこ強めのアプローチをかけてきます。
「もう嫌っ!」とそんなこんなですっかり鹿を嫌いになってしまったわけでした。
一方で、鹿にタックルされた時のリアクションがあまりにも漫画のようで、つい思い出し笑いがとまりません 笑
でもこんな記事もあるようで、骨折なんかも発生しているとのこと。
鹿がせんべいを前にして、お辞儀をしている姿も面白く見ていましたが、どうやら鹿のお辞儀は「威嚇」だそうで、焦らしたりするとそのまま体当たりされるケースもあるらしい。
また、オスは発情期(9〜11月)に、メスは出産期(5月〜7月)に、いずれも気性が荒くなるらしく、中でも子どもたちは鹿に狙われやすいのだとか。
こんな情報を知ると、まぁ娘も大事に至らなくてよかったなとしみじみ。笑ってごめん!
いざ大仏さんへ
そんなこんなで、鹿を避けつつ、気分転換にお土産屋さんによりつつ、無事に東大寺に到着。歩いて15分ほどと意外に距離がありました。
まず迎えてくれるのは南大門。東大寺は度々と焼失してしまいましたが、こちらの南大門は天平時代に作られ、平安時代に台風で倒壊したものの、鎌倉時代に再建されそのまま現存している貴重な山門です。
そこにそびえ立つ阿形像と吽形像。間近に見るとすごい躍動感です。
進んでいくと、大仏さんにご対面!何度見ても立派な大仏さんです。戦火などにより、幾度となく焼失しているものの、一部はまだ天平時代のものも残っているとのこと、歴史のロマンを感じます。
あぁせっかくなら、家の飾り状態になっている「まんが日本の歴史」を読んでからくるべきだったなぁ・・と激しく後悔。。
お決まりの柱の穴くぐりを子どもたちがチャレンジ!こちらは鬼門となる方角に開けられている邪気を逃すための穴とのことですが、偶然ではありますが大仏さんの鼻の穴と同じ大きさだそう。
家族で初めて行った奈良でしたが、大阪からほど近く行けるアクセスの良さで美味しいものや歴史あるものを気軽に楽しむことができ、家族連れにはちょうどいいお出かけスポットでした。
次はこんな店にも行ってみたい!関西唯一のミシュラン一つ星のイタリアンのお店。ランチだけでも食べてみたい・・。