2019GW 鹿児島旅行 3日目 「指宿のたまて箱で指宿へ」

鹿児島の旅も早いもので3日目を迎えます。

今日は指宿へ足を伸ばします!・・が、特急「指宿のたまて箱」が目的とあって電車で行かざるをえません。。指宿からの交通手段もレンタカーが確保できずにバスを使います。

時刻表とにらめっこして電車とバスが接続できる時間を考えた最短の時間は6時54分鹿児島発…。早すぎますが、せっかくなので6時からの朝食バイキングを食べて、6時半にはタクシーにスタンばってもらっての鹿児島中央駅へ。

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そこからローカル線で終点の山川駅まで各駅停車の旅。1時間強、なかなか遠い道のりです。

最南端の有人駅(この日は無人でしたが・・)、山川駅に到着。

ここからバスに乗り、「ヘルシーランド入口」で下車。誰も降りない・・と不安に思っていると目的の砂風呂はここからさらに遠いようで・・。歩いて10分でたまて箱温泉に行って、そこからシャトルバスというポスターが無情にも貼られています・・。

本来はこちらのバス停からも徒歩でいけるようですが、崖崩れで階段が使えないらしく、シャトルバスでグルっと遠回りをしないと行けない様子。ホームページに書いておいてほしい・・そこ重要です、。

そんなこんなで途方にくれていると、すぐ近くにバスの掃除をしている方を発見。思わず声をかけると「乗せてってやるよ!」と優しすぎるひと言。お言葉に甘えて、砂風呂まで乗せて行ってもらいます。

おかげさまで9時ごろには到着!

覚悟はしてましたが番号札は79番で既に2時間待ち・・。特にすることもない場所なので子ども達は時々ヒマそうにはしてましたが、堤防に乗ったり、温泉蒸し卵を食べたりしながら番号札が呼ばれていくのをひたすら待ちます。

ジャスト2時間で番号が呼ばれ、ようやく中に入ってチケットを購入します。服を脱いで、その上から浴衣を着ます。カメラ持ち込みOKなので、タオルとカメラを持って待機場所のベンチへ。待つこと数分、おじさんに呼ばれていざ砂風呂へ!

頭の下にタオルを引き、そこに寝転ぶと上からドカーンドカーンと砂をかぶせてくれます。砂は意外に重く、しっとりと熱を持っていて不思議な感覚。

子ども達も嫌がるヒマもなく、土をかぶせられて、意外にもじーっと寝たまま満喫している様子。

熱すぎることもなく、遠赤外線のような暖かさで心地よく、いつまでも寝てられそうなくらいでした。手で少し掘ってみると結構な熱さで、地球のエネルギーを感じた体験となりました。

あっという間に15分が経ち、サッとシャワーで砂を落として、シャトルバスですぐ近くのたまて箱温泉に向かいます。

こちらの温泉はTripAdvisor「行ってよかった日帰り温泉」4年連続1位という露天風呂にがぜん期待が高まります。水平線とお風呂が一体化したようなロケーションにパノラマの景色が広がり、開放感満点です。

少し温度が熱かったこともあって、息子はすぐにあがっちゃいましたが、このスケール感の温泉を久し振りに堪能しました。

15時すぎの電車に備えて、早めに温泉を後にして再びバスで指宿駅に向かいます。

電車の時間まで1時間強、時間があったので駅周辺を散策することに。ゴールデンウィークの余りの人手に周辺の店のキャパシティが追いついておらず、長蛇の列だったり、パン屋も完売で閉店だったりと昼飯もゲットできず。。

仕方なく、セブンイレブンでお昼を済ませ、駅前広場の足湯でのんびりと発車時刻を待ち、発車少し前に駅に入ります。

さてさて来ましたー指宿のたまて箱!! 

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ドアが開くと上から煙が出てきてさながら玉手箱のよう。

毎日、空きをチェックして苦労して確保したカウンターシート!錦江湾を眺めての道のりにテンションは高まります。

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お決まりの車内販売で指宿のたまて箱グッズを買い込み、サイダーも買ってのんびりと電車の時間を満喫します。いぶたまプリンや亀のパンは乗り込んだ時点で本日分がすべて売り切れ。。電車ごとに用意しておいてほしいな・・。

行きは長く感じたローカル線もこの電車ならほんとにあっという間に到着します。地元の高校生くらいしか乗ってなく、閑散としていたローカル線を予約困難な満席にしてしまうこのJR九州の戦略にあらためて脱帽です。

あそぼーい!といい、いぶたまといい、子どもたち含めて楽しめる電車になってます。電車移動が多少不便でも、これなら色々乗ってみたい!と思わせる、そんな魅力を持ってます。

そんなこんなで鹿児島中央に戻り、一度ホテルで休憩してから今晩の夜ごはんへ繰り出します。黒豚トンカツを大人的には狙っていましたが、子ども達がどうしても鹿児島ラーメンを食べたい!と言うのでリーズナブルだしまぁいいかとこちらの店にお邪魔します。

ラーメン専門 こむらさき
〒892-0842 鹿児島県鹿児島市東千石町11-19
1,000円(平均)1,000円(ランチ平均)

紫色が好きな子どもたちが店指名で「こむらさき!こむらさき!」と何度も繰り返します。。

麺に特徴があり、かんすいを使わずに蒸して手間暇かけて作った白い麺。さっぱりと塩気が効いた豚骨スープで上に乗ったキャベツの甘みが引き立ちます。子どもたちにもピッタリのラーメンでした。おもちゃをくれたり、色々と食器の気遣いをしてくださったりと店員さんも子ども達に優しくしてくれました。

食後には2夜連続となる蒸気屋さんの焼きドーナツをつまみ食い。鹿児島の珈琲の名店ヴォアラコーヒーさんで豆を買った際に頂いたアイスコーヒーと一緒に味わうという贅沢を堪能。

その後、天文館をぶらついてホテルに帰着。大人も早起きでぐったり疲れたので今夜も子どもたちと寝落ちしました。。。