単身半年

九州に単身赴任して約半年。

基本的には毎週末には大阪に戻り、毎朝1時間程度は朝ごはんを食べながらTV電話を繋げたままにして、夜は妻と電話で話すという日々が続いています。テクノロジーとおトクな切符を活用して今までの生活を何とかキープしようとしている、そんな感じです。

半年経って慣れたようでいて、未だに単身赴任という現実を受け入れきってはいない自分がいたり、子どもたちも毎週帰るたびに号泣するという日々。精神的にはどこかしら離れ離れという寂しさがあり、いつまで経ってもこんな生活は慣れるもんではないのかもしれません。ただ、身体的には土曜日の0時に大阪の家に到着し、月曜日の0時に九州の家に到着するというハードスケジュールにちゃっかり順応してきた気がします。

不摂生で体調をくずしたり、太ったりするのも何だかんだなというところなので、基本的には自炊をしたり土日に作ってもらった惣菜をタッパーに詰めて毎日の夕食にしたりしています。会社のすぐ目の前に住んでいるので帰り道に飲んで帰るというのも有難いことに少なく、飲み会も週1程度に抑えられていてお陰で半年経った今も体重は特に変化なく、体調を崩すこともなく元気にやっています。

基本的に毎日、スマホ越しではあっても子どもたちの顔は見ているので、「知らない間に大きくなってた」なんてことはないですが、娘のソロバンがややスランプに陥ってたり、息子の平仮名が少し上手くなってたり、意外に身長が伸びてるといった変化にふと気づいたりすることもあります。

娘のマイブームは「ゾロリ」と「百マス計算」、そして来週に挑戦を控えた「暗算検定」。幼児の頃にはほとんど本を読まなかったのが嘘のように、今は本を食い入るように読みます。快傑ゾロリを10冊程度借りてきてはそれを1日で読むほどのハマりよう。そして読んでいる間は話しかけてもほとんど気づかない集中力。。呆れつつも感心します。

そして初めての不合格に涙した暗算検定のリベンジ。事前の練習では全然合格レベルだったのに、試験では慎重にやりすぎて時間切れしての不合格。それから少しスランプに陥ってはいましたが、毎日朝晩、12分の試験問題をキッチリこなして合格に向けて最終調整をしているようです。

その延長で始めた「百マス計算」もすごい吸収力でスピードアップしています。はじめは4分以上かかっていたのが、今となっては1分台。すごいです。

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息子は毎日の「ひらがなドリル」を頑張って2ページずつ取り組んでいます。ほとんど集中力がなかった息子ですが、最近は短い時間でもグッと集中して取り組むこともできるようになってきました。毎週のように、単身先に戻る前に手紙をくれますが、「またいっしょにあそぼう ぱぱだいすき」なんて覚えたばかりの平仮名で一生懸命書いてくれるもんだから涙が出ます。

しょっちゅうケンカをする2人でよく取っ組み合いしてますが、基本的には仲良し姉弟ごっこ遊びで猫に扮した息子が娘に紐で散歩されているのを見ると「大丈夫か!?」なんて思いますが、家遊びを楽しんでいる2人を見るとこちらもホッコリします。

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そんなこんなの生活が、少なくともあと3年弱は続くわけですが、この環境を嘆いていても仕方がないので、今与えられた環境の中で、いかに日々を楽しみ、大事に過ごしていくかを考えつつ、出来ることを精一杯やっていきたいと思います!