さよならトゥーラン

転勤の足音

大阪での勤務も丸4年に近づき、とうとう転勤の足音が聞こえてきました。

入社後は法人営業の仕事に6年間、それから人事や育成といった仕事に7年間と振り返ればキャリアを積んできたわけですが、次のステップを迎えるにあたり、どうしても避けられない転勤となります。

静岡、北陸と今までも各地と大阪を行き来しているわけですが、今回もまた遠くに行くことになりそうです。

子どもたちは春から小学校1年生と年中さん。このタイミングで離れるのはとてつもなく寂しすぎますが、これまで色んな場所に家族を連れ回して苦労させていることもあり、また大阪に居を構えたこともあって今回は単身赴任という選択肢となりそうです。

そもそもクルマっているかな?

そんなところで迎えた車検の季節。まだ転勤という言葉に現実味がなかった頃に予約を完了し、先にタイヤ交換まで済ませていた愛車のトゥーラン。早いものでもう7年になります。

故障知らずではありますが、7年でそこそこガタがきている部分もあり、最後の車検ということで乗り潰すことに決めて、予約をしていました。

大体の転勤の方向性も見えてきた、とある週末、家族で一緒に車に乗っているとふと妻が漏らした一言。

「そもそもクルマっているのかな?」

確かに。。週に1度あるかないかくらいの利用頻度だったので、これまでも何度も考えてきた「カーシェアorマイカー論争」。結果的にマイカーを選んできたのは、何かあった時でもいつでも気軽に乗れるという付加価値が全てでした。

ただ・・、遠い地への単身赴任となっては、帰ってくるときは常に計画的でしかなく、フラッと乗れるという唯一のメリットすら霞むことが明確でした。

あらためて、車検代や税金、駐車場代を考えた時に2年間だけでも70万以上ということで、それでもさらに悩んだ結果、手放すことに決めました。

査定地獄

そうと決めたら、車検切れまで日もあまりないので売りに動くしかありません。

ディーラーには、車検の見積もり時に次の車検で手放す旨を相談していましたが、下取りで10万ほどだから中古屋に売った方が割りがいいと聞いていたので、巷に溢れるそういったサービスを試してみることに。
そこで見つけたのが、一括査定サービス。

ハピタスで2000ポイントもらえるからと軽い気持ちで申し込んだが最後、翌朝から電話がジャンジャン鳴りまくります。最初の1店目は何気なく予約してしまいましたが、次から次に鳴り響く電話に、店をあらかじめチョイスしとかないと・・という危機感が芽ばえます。。

最終的に何だかんだで5社の見積もりを受けることに。土曜日1社で日曜日4社というハードスケジュール。各社の名誉のために名は伏せますが、特徴はこんな感じで色々でした。それにしても疲れた、。

A社:たまたま近くにいたからと、10分で来た業者さん。こちらの時間も限られていたので、サクッと査定して45万を提示。50万は出さないという明朗査定。特に粘るようなことはなく、大手買取業社の注意点を教えてくれてまた連絡下さいと言って気持ちよく去っていきました。

B社:岸和田から朝イチに来たフランチャイズの看板を掲げている業者さん。交渉の叩き台にされて他に決められて終わっちゃうからと意地でも査定額は言ってくれず。午後には電話で伝えるからと言って、他社の査定はその場でOKせず持ち帰ってくれと言って帰っていきました。結局、昼から電話がありましたが55万とのこと。

C社:中古車買取最大手に近いと思われる看板の業者さん。その場で決めさせたいオーラがものすごく強い。50万からスタートし、今売るなら60万という交渉で動揺させます。この場で決めるつもりはないと強く出ると、「70万でどうだ」とさらに強気の交渉。ここまで来るともう信頼感はゼロ。拒否すると「なぜ売らないのか?」とばかりに責めてくる。もはや不快の域。お引き取り願おうと断ると、次の業者が来るまで無駄な世間話で粘り出す。挙げ句の果てに別れ際には「上司に確認するとやっぱり30万しか出せないとのことです。」とのこと。二度とお付き合いすることはないでしょう。

D社:東証一部上場の大手買取店。人当たりよく爽やかな営業マン。唯一、ナンバーを隠して撮影したり、車内に乗り込むときはシートにカバーを掛けたりと好印象。そして何より、今回、約20年ぶりに大阪にワーゲンの正規ディーラーをオープンさせるとのことで、自分たちなら買い取って直接、「認定中古車」として売りに出せるから今どうしても欲しい!というアピールに心が大きく傾きました。高く売れることももちろん嬉しいですが、ちゃんとディーラーという場で売りに出してもらえることや、長く大事に乗った愛車を欲しいと強く言ってくれることに悪い気はしませんでした。交渉の仕方もこちらの考えを尊重してくれ、次の会社の査定の時間になるとあっさりと引くなどそのあたりも好印象。D社にほとんど決めてたので、E社の査定の間、近くで待っていただくことに。

E社:顧客満足度No. 1とネット上の評判もすこぶる高いE社。どうしても気になって、一括査定とは別に個別に査定依頼をして来てもらった会社さんです。電話での印象はすごく好印象。来たお兄さんも今時のニーちゃんという感じの軽いノリの方でしたが、決して悪い印象はなく、もう数社目だろうからということでテンポの良い運びには好感が持てました。

でも結局、持っていき方はC社と同様で、55万スタートでいくらだったら今売るかを言ってくれという流れ。もうウンザリしていたので、断ると素のイラついた表情が垣間見えて、「70万でも買うと社長が言ってますけどそれでもイイんですね。」みたいな捨て台詞を残して去っていきました。どこが顧客満足度No. 1なのか教えてほしいところです。

結局のところ、ダントツでD社の対応が良かったので、もう一度お呼びして、最終交渉。高けりゃいいんだろみたいな各社の対応にウンザリしてたのもあって、もうD社なら例え50万でも売る気マンマンでした。(そもそもディーラーでは10万と言われてたので。。)

そんな中でD社のお兄さんが言ってきた買取額は、60万円オーバー!いつもなら千円でも査定アップを粘るところでありますが、そこはすんなりと飲み込みました。

そんなこんなの1日がかりの査定ラッシュ、色んな意味でほんとに勉強になりました。

一括査定は二度としまいと思ったものの、結局のところこの業界はフランチャイズフランチャイズでも独立性が強く、店舗ごと・営業マンごとで評価が大きく左右されます。そういう意味では、今回D社のような良い営業マンと出会えたのも、一括査定サービスのお陰と言えるかもしれません。

C社からは夜にも何回も電話がかかってきて、しつこいので取ると、D社との契約はキャンセルできるやら、もっと高く買い取るやら・・呆れたとはこのことです。

さぁもうすぐクルマ無し生活が始まります。とりあえず、カーシェアに入ってみて当面は持たざる暮らしを体感してみたいと思います!

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