今年の夏休み旅行は近場の淡路島にいくことに。
もともと淡路島には遊びに行きたかったのと、どうせ行くなら日帰りじゃなくて満喫したかったのでいっそ旅行代わりに楽しんでみようというところです。
淡路島牧場やイングランドの丘といった動物体験を中心に考えていましたが、よくよく考えると今度行く伊賀のもくもくファームや動物園なんかでも似たようなことはできるので、現地でしかできないこと、そして何より子ども達が目一杯楽しめることを中心にプランニングしてみました。
1日目 鳴門のうずしお
「ここでしかできないこと」を追求した結果、行き着いたのは「うずしお」という結論でした。世界三大潮流のひとつである鳴門の渦潮。その中でも大きさは世界一と言われてます。
渦潮は瀬戸内海と紀伊水道の干満差によって起こるので、見れる時間は日によってマチマチ。当日は朝がチャンスとのことだったので、6時頃出発し、9時半のクルーズを目指します。
順調にいけば1時間ちょいのところ、ナビにも惑わされ遠回り&通勤渋滞につかまり、かかった時間は3時間。。出だしで躓いてしまいました・・
ギリギリで2便には間に合い、船に乗り込みます。船は日本丸のレプリカ船ということで、ちょうど以前に神戸の帆船フェスティバルで見物した船だったので子どもたちも大喜び。(息子は動くと怖い怖いと室内から出ませんでしたが・・・)
この日は遠くの台風が影響しており、海は荒れ気味。波が強すぎて渦潮もキレイにはできておらず、パンフレットにあるような渦潮は見れませんでした。
ただ、潮流がぶつかり合っている様子はよくよくわかり、ところどころに渦のようなものも見ることができました。自然のエネルギーには驚かされます。
船を降りるともう昼前。
お昼はついこの間、テレビで話題になっていたという「うずの丘レストラン」という店に目をつけていたので行ってみることに。
玉ねぎのオブジェや玉ねぎのクレーンゲーム(!?)があったり、科学館も併設されているのでまさに淡路島を満喫できます。
肝心のお料理ですが、こちらの看板メニューの「うにしゃぶ」を注文。淡路島の海の幸を淡路島のうにで食すという贅沢な一品でした。うには北海道で食べるウニのように、全く臭みなくクリーミーで美味しいものでした。最後はこのウニスープにご飯を入れてウニ雑炊で仕上げるというこれまた贅沢仕様。
妻は淡路牛のひつまぶし、子どもたちは淡路島の形をしたご飯が浮かぶカレーを頂きます。
確かに美味しくはあり景色も絶景でしたが、ランチで約1万円というコスパ面ではリピートはないかな、、というところ。
淡路島で有名なエルムというところのジェラートを食べたり、玉ねぎ関連アイテムを色々買って、いざホテルへ。
道中、一度高速を降りて、慶野松原海水浴場へ。
水着は持ってきていないので、砂浜で遊んで帰るはずが子どもたちはなぜか全身びしょ濡れ。。車で服を干しながらのホテルまでドライブ!
今回のホテルはウェスティンホテル淡路。8年前にランチを食べに行った以来です。こちらは小学生以下がほぼ無料(夕食だけは500円かかるのみ)なので、下手にそこらへんのホテルに泊まるよりは全然安く、ラグジュアリー感を楽しめます。
ただ、昼ごはんを食べすぎて、せっかくの夕食ビュッフェもほぼ食べられず・・そういう意味でもやっぱり昼ごはんは淡路島バーガーくらいでよかったかなと再度後悔、、
そんなこんなで1日目はあっという間におしまい。
2日目 公園満喫
ウェスティンホテルは明石海峡公園という巨大な公園の一部ですが、その公園で「水ロケットを作ろう!」という楽しげなイベントがたまたま良いタイミングで行われてました。
ぜひやりたいということで、先着順のため9時半オープンで公園に入り、集合場所に直行。心配してましたがまさかの一番乗り!時間前に始めさせてもらえました。
大体30分位でロケット工作は終わり、そしていよいよ発射!
飛びます飛びます。軽く100mは飛んでいく。広大な公園だからこそできる楽しみ方。
早くに行った特権で他の参加者たちが作っている間にも何回も繰り返し発射し、大はしゃぎ。飛ばした後はもちろん・・・
ダーッシュ!真夏の炎天下のダッシュでなかなかハードな体験となりました。
最後の一発では最高飛距離で奥の山の木の上に刺さるという珍事が。公園の方に来ていただき、高い脚立で取っていただき、良い思い出ができました。
全員疲れ果てたので、園内のレストランへ。
ここで、この旅行初の生しらす!たくさんの量を食べるのはなかなか難しいですが、淡路島に来た感が一気に高まります。
ここからもまだ公園満喫は続きます。園の反対側に一度園を出て車で移動し、ジャブジャブ池という水の施設で遊びます。
ひざ下くらいの水深ですが、そこに何度も飛び込む息子、、噴水なんかがあってなかなか飽きさせません。
そこからはまたふれあい昆虫イベントに立ち寄り、たくさんのカブトムシやクワガタムシを見た後にヘラクレスオオカブトと記念写真を撮って楽しかった明石海峡公園を後にします。
炎天下で汗だくの身体を癒やしてくれるのが淡路島定番コースの立ち寄り温泉、「美湯松帆の郷」。
露天風呂からの明石海峡大橋が絶景です。橋を見ながらゆったり・・といきたかったところですが、風呂嫌いの息子は熱いお湯に「イヤ!」と拒否され、ほとんどを室内の水風呂で過ごす結果に、、あぁ絶景・・、
最後の仕上げに、橋の付け根にある道の駅に行って夕食を。ど〜んと淡路島名物、穴子です。
旨い。なかなか食面ではあたりのなかった今回の旅ですが、今回はコスパ良しで十分満足な夕食となりました。
腹ごしらえも終わり、いよいよ帰路へ。最後にガソリンでも補給しようかと思ったら、近隣のGSは6時でどこも営業終了。。なくなく再度ウェスティンホテルの方まで戻って給油を終え、そこから茨木まで向かいます。
帰りの車は順調で約1時間半で到着。ややリゾート感はありましたが、あらためて近場ということを認識しました。
今回の旅も楽しかったです。ただやはり、近場だとどうしても大人的には沖縄のような「非日常感」というものが少ないことは否めなく、大人としては食事くらいがそのポイントであったのですが、そこにアタリが少なかったことがどうしても悔やまれる結果となりました。。
ただ、子どもたち的には2日間たっぷりと淡路島を遊び尽くして、良い思い出となりました。距離も距離なので、また行ってみたいと思います!