社内政治の教科書

 読んだ本

「課長」から始める 社内政治の教科書

「課長」から始める 社内政治の教科書

 

購入動機

・今までのやり方を変えていくような仕事をする機会が増えた一方で、つまらないことで行き詰まったり、無駄な抵抗にストレスがかかることが増えたので読んでみた。(図書館)

フセン箇所

・政治を軽蔑する者は、軽蔑すべき政治しか持つことができない。

・社内政治から目を背けるということは、現実から目を背けるに等しい。

・社内政治とは影響力のゲーム。影響力を強める要素は「信頼関係」「実績」「専門知識」。

・うまく立ち回ろうとしない。八方美人は八方塞がり。社内政治は長期戦であり、信頼の貯金が大事。そのためには誠実であること。

・味方を増やす最良の方法はあらゆる人に「あなたは私にとって重要な存在です」というメッセージを伝えること。挨拶であったり、相談や意見を聞いたりするのも効果的。うまく褒めることも大事。

・政治力の有無は、どれだけ多くの人に「返報性」を感じてもらえているか。そのためにまずはできるだけ多くの人に「価値あるもの」を提供する必要がある。ただ、かけた情けは水に流すことを常に意識すること。でも「善人」にはなるな。いいように利用されるだけ。相手が自分の「善意」を利用しようとしているだけなのか常にその言動をしっかりと検証する。”まず、人に与えよ。しかし、善人にはなるな”

・私心は生きる原動力。捨てる必要はない。強い私心なくして土壇場を生き抜くことはできない。ただし、常に「大義」を掲げなければならない。会社のために、部門のためにという大義を考え尽くす。その大義に本気で思いを込める。私心を大義に昇華できた時、強い影響力が手に入る。

・論客で政治のうまいものはいない。メンツの潰された相手は必ず恨む。理屈で負けた人は本心から意見に従うわけではない。議論で勝って政治に負けるのが現実。相手を説き伏せるのではなく、相手が本人の意思で意見に賛同するように仕向ける。相手を味方につけつつ、自分の望むように動かすのが政治巧者のやり方。

・交渉事において、相手の自尊心を傷つけるほどバカげたことはない。自分の立場は堅持した上で、反論があるという事実をクールに受けとめる議論の行方を左右するのは論理ではなく感情相手の勘違いや事実誤認を指摘するよりもまずは相手の不満のすべてを吐き出させるほうが効果的。議論というものは10対0で勝つべきではない。7対3での決着をめざすのが賢明。

・課長職というのは「民意」に触れられる最後の時期。上層部に意識が向かうのが人間の自然な反応だということを自覚した上で「上よりも、まず下に目を向ける」ことを強く意識しなければならない。そうでなければ、気づいたときにはヒラメ上司になっている恐れがある。少々仕事ができても、下の人から慕われてない人はたいしたことはできない。

・部下との面談の最大のコツは「しゃべらない」こと。何かを聞き出そうとせず相手に対して誠実な関心を持って素直な反応を示すことを心がける。

・上司を変えようとするのは最悪のアプローチ。プロに徹することが「好き嫌い」を捨てること。上司に欠点があることを前提にいかに良好な人間関係を作るかを考えるべき。ウソでもいいからとにかく褒めてしまう。本人がいない場所で。

・上司を驚かせないことを徹底する。上司が最も嫌うのは「隠す部下」。

・週に最低1回は「質の高い休養」をとる。完全に会社のことを忘れ去るような時間を持つ。

・何を成し遂げたいと思っているか、どのような生き方をしたいのか、自分の生き方に納得できれば、政治の勝敗などたかが知れている。そう開き直ったときにこそ果敢に社内政治に挑むことができる

アクションメモ

・まず「与える」ことは引き続き意識し、何事にも積極的に首を突っ込んでいくことは継続するが、「ただの善人にはならない」ことを意識する。

読書メーター2016

40冊目(9/16読了)

広告を非表示にする