メイド・イン 墨田区 〜スコッチグレイン〜

年に2回、夏休みと冬休みシーズンに家族が実家に遊びに帰るスキを狙い、一気にショッピングを済ませるのが最近の恒例行事になりつつあります。(そのタイミングがボーナス後というのもちょうど好都合)

さて今回もそのタイミングがやってきてこの週末は買い物三昧。

今回狙うは秋以降の革靴と紺ジャケ。今日は革靴選びの顛末を書きます。

まずはリーガルへ

独身時代はウン万もする靴を買ったこともありましたが、結局行き着いたところは、社会人になって初めて革靴を買ったリーガルの靴。

今も、スタメンの4足中3足がリーガルのもので、甲高幅広の日本人足の自分にとってはほぼ一択でした。

残り一足はというと、こちらも「ザ・日本靴」のヒロカワ製靴社の「スコッチグレイン」。

今回もその2店舗に照準を絞って、いざ朝から靴選びへ。

まず行ったのは梅田エリアのリーガル2店舗。落ち着いて見られるディアモール店と品数抱負なヨドバシ店。

2足ほど試着はしたものの、結論的にはコレ!といったものには出会えずに退散。

オーソドックスなのが個人的には好きなんですが、どうやら最近は少しデザイン性が勝っていて遊びゴコロがあったりラインが色々あって複雑な感じ。

梅田にはまだまだリーガルの店舗はありますが、ここはもう諦めていざ、淀屋橋スコッチグレインへ。

いざスコッチグレイン

大阪に着任した際、1週間のホテル住まいの間に初めて行ったスコッチグレイン。当時は入り口がどこか探しましたが、今回はもちろん迷うこと無くストレートで到着。

いいのが見つかりますよーにと店内を覗くと・・うーん、今回狙っている茶系が少ない、。しいて言うならコレかなという靴をお願いするとサイズ切れ、。

そこでもう一周して、さっきは見落としていたライトブラウンのストレートチップを発見。無難すぎるのでスルーしていましたが、よく見ると革の表情に少しデザイン性があって、なかなかいい感じ。ストレートチップの定番モデルだからこそ、ここの丁寧な靴作りがじわじわ伝わってきます。

これぞプロ

じわじわと湧き上がった購買意欲が決定的になったのはフィッティング。

ポイントカードから足の情報を確認して、この型ならサイズはこれと靴を用意してくれ、専用のフィッティング台を使っての試着。

手際よくシューレースをほどき、靴をなじませ、そして絶妙のタイミングで靴べらを渡してくれる。

若干サイズ感が気になったら躊躇なく、違うサイズを用意してくれる。それで履いてみて今のサイズ感に納得できる。この日の午前中も他店で同じようなケースはありましたが、「これより大きくするとちょっと・・」という感じで不完全燃焼感が正直ありました。

ほぼほぼ決心したタイミングで、「これも履いてみられますか?」と持ってこられたのがスエードのシューズ。店内を周ってた際にキレイなシルエットのスエード靴を見つけて、「こんなんもアイテムとして1足あったらいいなぁ・・けど手入れとか大変なんだろな」と諦めてた一品でした。

こちらもフィッティングさせてもらい、なかなかの履き心地に心を惹かれつつも、スタメンの入れ替えという目的だったので、やはりここは茶色のオーソドックスなやつを購入。

誕生日月ということでポイントもたくさんもらい、外まで見送っていただきながら大満足して帰路につきました。

再燃・・

一旦家に帰り、諸々の用事を済ませている間に、もう一つの買い物予定のジャケットの入荷連絡がありました。

まだ時間も早いし、こんな週末だしせっかくなら買い物行くか!と淀川花火で大混雑する中、梅田に再度出陣!

梅田に向かう車中、ふとケータイで「スエード靴 ビジネス」と調べてみると・・

  • スエードはオールシーズンOK!
  • ドレスコードが緩くなった最近では、スーツにスエード靴でも全然アリ
  • 手入れはむしろ、普通の革靴より全然ラク!
  • 多少濡れてもOK!

 と自分の中にあった「買わない理由」をことごとく打ち崩す情報がズラリ。色やシルエット、そして何よりコスパも非常によかった靴が急に欲しくなり、実家滞在中の嫁さんに背中も押してもらったこともあって、気付けば本日2回目の淀屋橋に!

店内に入るのは少し恥ずかしかったですが、店員さんが気づいてくれてサッと購入できました。そんなこんなの靴選びでした。

感謝

これで6足に増えたので、7年履いた茶色のストレートチップを二軍(雨用)へ。大阪⇒金沢⇒大阪と長年活躍してくれました。

そんな感謝の気持ちも込めつつ、翌日に2時間かけて6足の靴をきっちり磨きました。日々忙しくしていると、なかなか靴を磨く気も正直起こりませんが、のんびりした時間を作って靴磨きしてみるといつも終わった後は充実感と明日から頑張ろう!という気持ちで満たされます。

大事ですね。こういう時間。