よーく考えよう


これまで何十回と会社の昼休みに待ち構える生保レディに勧誘をされ続けながら、何年間も頑なに保険のない生活を歩んできた僕がとうとう保険に入ったので、今後見直しをする時などの備忘になるようにそれぞれ加入した理由をまとめておこうと思います。

これまで保険に入ってなかったのは、決して「何も考えていなかった」というわけではなく、自分が死んだとしてもお金がいる状況にはならないだろう、葬式代等々は貯金や死亡退職金で賄えるだろう、という判断のもとです。生保レディの提案にツッコミを入れるべく、色々勉強しているうちに気がつけばFP2級まで取っちゃってました‥(笑)

そんなこんなの数年間でしたが、家族が増えるとなれば、そういう訳にも参りません。
これまで学んだ知識をフル活用しつつ、この度生命保険(定期10年・教育費程度)と所得補償保険(60歳まで所得保障・1年毎更新)に加入しました。

1.生命保険
今自分が死ねば、子どもの教育費(全部私立として2千万以上)と生活費が妻の肩にのしかかります。最低限、それだけの部分は生命保険で確保しておく必要があります。

実質的には遺族年金をはじめ、死亡退職金等々会社の福利厚生を活用すると、教育費を含めた生活費は全てカバーできる試算になります。ただ、子育てと仕事の両立、ゆとりある生活(特に老後)の実現を考えるとまとまったお金は必要だろうと、教育資金程度は生命保険をかけておくことにしました。

あまり意識されていないことですが、実は、共働き世帯の場合、旦那が死ぬより妻が死んだほうが大変です。日本の法律はまだまだ古い役割分担が前提になっており、遺族年金の支給対象は”子のある妻と子”。つまり、旦那には遺族年金が出ません。(正確に言うと、遺族厚生年金のみ夫にも支給されますが、55歳以上が条件で実質年収制限に阻まれます。)

というわけで、妻が死んだ場合の生命保険も多めにかけることにしました。(女性の方がだいぶ保険料も安い。)

参考にした本によると、「必要保障額の計算はほとんど占いみたいなもの」「月給の1%程度の支払いになるように。そうすると年収の5年ほどのありがたみのある保障額に」ということだったのでそれを参考にエイヤーで弾きました。ちなみに世の中の平均的な保障額は3000万とのこと。

会社の団体保険が割安なので本命にと考えてましたが、20代/30代の保険料はライフネット生命が格安で、会社の団体保険と比較しても安かったので今回はこちらで10年契約を結ぶことにしました。(日本の生保業界に殴りこんだ意気込みを応援したかった気持ちもあります。)

あっ、そもそも生命保険は掛け捨ての定期保険しか考えていません。よく日本の生保に見られる貯蓄機能も併せ持った複雑な保険は比較判断が難しく、商品内容も理解しきれないので。

2.所得補償保険
僕がつくづく無駄に思うのがよーくCMもやってる医療保険です。あれは保険じゃない。
保険というものは「起こる確率が低いものの、起きてしまうと自分では到底支払えない大金が必要になる事態に備えるもの」。自動車保険がその典型です。(フェラーリを大破させてしまって5千万円支払うことになれば路頭に迷います。)

医療の場合は公的な健康保険が充実しているおかげで、何百万も何千万もかかることはまずありません。(ガンなどで先進医療を受ける場合はまた少し違いますが。)
自分の場合、”元を取る”には2年間で1ヶ月くらいの入院をしないといけない試算になりました。。

ではどんな医療保険なら入るか。勉強する中で見つけた答えは「入院から1ヶ月以降、日数無制限で給付金が支払われる保険」。

そう、今CMでやってるような「入院1日目から保障」する、「ただし最大120日」みたいな医療保険とは正反対のもの。

1ヶ月くらいで完治する病気や怪我なら医療保険に入らずに浮いた分の貯金で解決が可能です。ただ、それ以上に長期となるとそういう訳にはいきません。病休になると傷病手当金こそ出るものの、収入は落ちますし介護の必要も出てくるかもしれない。でも重度障害ともならない限りは生命保険の恩恵を受けることもできない。

そういう意味では数カ月に及ぶ長い闘病(精神疾患含む)へのカバーが重要となるわけです。そんなわけで、僕は所得補償保険というやつをチョイスしました。病気や怪我になった際、半年間は何にも保障されませんが、それ以降も仕事をできなかったり長期休暇で収入が減少した際に健康時の所得を保障してくれるという保険です。やむなく退職となっても60歳まで支払われます。

障害年金の受給等も考慮して、とりあえず家を買うまでは最大10万円/月の保障額に押さえて加入しました。会社の団体保険で約60%割引となり、月々480円と格安。

以上が今回、加入した保険です。
とりあえず、当面はこれで安心して過ごせそうです。子どもが増えたり、家を買ったりした時点で再度見直しをかけていきたいと思います。



■保険検討の参考にした本たち

生命保険のウラ側
後田 亨
朝日新聞出版 ( 2010-02-12 )
ISBN: 9784022733238


新版 生命保険はこうして選びなさい
ダイヤモンド社+生活設計塾クルー, 野田 眞, 内藤 眞弓, 深田 晶恵, 清水 香, 望月 厚子
ダイヤモンド社 ( 2008-11-29 )
ISBN: 9784478007563


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