京都は岡崎にある創作中華が堪能できる店、京静華。
かなりオススメのお店です。
五感で堪能できる最高の創作中華が味わえます。
場所は平安神宮のほど近くで道路にも面してますが、看板などが出ていないので、事前に地図など準備されることをオススメします。また、車で行かれる際は近くのコインパーキングをご利用ください。市営駐車場も近くにありますが、割高です。
2回目の訪問となる今回は、両親を招いてのお祝い会のために奥の個室を予約しておきました。
こちらは基本的には8000円のコースのみのメニューとなっています。
まず、はじめに出てきたのが中華風茶碗蒸し。味に深みがあって、優しい味がします。
次にワゴンで出てくるのが色とりどりの9種類の前菜。クラゲや蒸し鶏、砂ずり、チャーシュー、イカの炒め物など、一見すると普通の一品ですが、それぞれ食材や調味料に工夫がされていて箸が進みます。
目でも楽しむことのできる料理です。
続いてはスープ。
初めのひと口は少し薄いかな?と思いましたが、飲んでいるうちに風味が広がってこれがちょうどいい。これより濃くてもくどくなるでしょう。
魚料理はカニの春巻きと鱸のフリッター。
そして次の肉料理は牛すね肉をトロットロに煮たもの。
メインが終わって次はシメかな?なんて思っていると、まだメインが出てきます。
その名も「天下第一菜」。初めて聞いた料理ですが、中国では一般的なようです。カリカリのおこげにあっつあつのトマトベースのあんが絶妙にマッチ。
あんがチリチリと熱せられる音、カリカリの食感、トマトの旨味、まさに五感で味わう”天下一”の料理です。
最後はシメの炒飯。坦々麺かどちらか選ぶことができますが、前回坦々麺を頂いたので今回は炒飯にしました。
この時点ですでにお腹は一杯でしたが、シェフのご好意で「大盛り」にしてもらうことに。あっという間に平らげました。
そしてそして、食後の楽しみは何といっても杏仁豆腐。以前に来た時からこちらの杏仁豆腐のファンになってしまったので、今回も今か今かと待ちわびてました。
ボトルクーラーに大量の杏仁豆腐が冷やされていて、そこからすくって食べる形になってます。
1人2,3回くらいはおかわりできるでしょうか。争奪戦になること請け合いです。もちろん完食。
コースは1人8000円に税・サービス料を合わせて1万弱と、決して気軽に行けるお店ではありませんが、記念日や特別な日に全力でオススメできるお店です。
なかなか予約も取りにくいので、早めの予約をおすすめします。味はもちろんのこと、とにかく印象に残るお料理を頂けるお店です。