とある夏の思い出

先々週の3連休は1日休みを取って4連休にして、後半2日間に琵琶湖の北、マキノに行ってきました。

とはいっても、ただ普通に行ってきたわけでなく、先日の日記でも紹介したセレブな知人にヨットで連れてってもらいました。

同行するメンバーは80年代に世界を股にかけた外国人ミュージシャンのカップル達との計5人。

いやぁなんとも不思議なメンバーです。

目的地までは湖南からはるばる四時間かかるんですが、気持ちいい風を受けながら限りなく水面に近い目線で湖岸の景色を眺めていると時を経つのを忘れます。

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いつもは車で通過する琵琶湖大橋の下をくぐりながら、シャンパン片手に生ハムメロン。

あまりの優雅な旅にテンションは上がりっぱなし。

途中で島に上陸したり湖のど真ん中で泳いだりと自然も満喫。湖南と比べものにならないくらいに水も透明で、ただ何も考えずにライフジャケットで浮かんでました

海?の旅につきものなのがトラブル。。

何と、スクリューにロープが絡まり制御不能。ゴーグルつけて素潜りするも、水中での作業というやつは息が全く続かずロープはぴくりともせず。

クルーザーを持ってる社長さんにヘルプを要請。

そしたらまぁまた映画でしか見たことがないような立派なクルーザーが来たわけで、あらためてこんなすぐ近くに別の世界が存在することを実感。

そんなこんなで来るのにかかった時間のわずか半分でマリーナに帰着。

そこからいざ車で本来の目的地・マキノへ。

別荘に連れてってもらったのですがこれがまたすごい。

調度品まで統一された洒落た別荘、いや一軒家。

うちの家のリビングはあろうかのどでかいキッチンで料理を手伝いながらテラスでバーベキュー。

そのあとは湖岸へ花火をしにいったり、オフシーズンのスキー場に侵入して野生の鹿やうさぎに遭遇したり、星を見に行ったり。。

気付いたら夜中の2時。

時間を忘れるという言葉の本当の意味を知りました。

 

ぐっすり眠って次の日の朝。朝ご飯をみんなで喋りながら食べているうちに気付いたらそれがお昼ご飯な時間に。。

これもまた贅沢な時間。

早速水着に着替えて琵琶湖に直行。

二日目はトレジャーボートで琵琶湖の最北端に。ボートでしか行けない鳥しかいない入江でゆったりと泳ぐ。

水のきれいさ、自然の雄大さにまさかここがほんとに琵琶湖なのか、いやそもそも日本なのかと疑っちまいました。

ボートを運転したり、水に浮かんでるうちに日も落ちてきたので別荘に帰還。

一休憩したのちに向かうは敦賀敦賀港で海鮮丼を堪能し、日本三大松原の景勝地気比の松原」に。

静かな琵琶湖もいいもんですが、やっぱり海には海の魅力があります。

旅の終わりを悲しみながら砂浜で佇んでました

次の日が仕事なぼくたちは一足早く電車でお別れ。

心の底から楽しかった2日間もひと駅ひと駅と家に近づくごとに現実世界に引き戻されていきます。

不思議な人達と不思議な別世界で遊んだ、本当に濃い2日間。

そんな夏の思い出でした。