きよしこ

素晴らしい作品に出会いました。

吃音症のきよし少年が、転校を繰り返しながらもその時々で様々な経験をしながら成長していく物語。

少年を通じて、「人間」や「心」というものがリアルに、そしてダイレクトに響いてきます。

心の奥底で共感できる何かがあります。

うまく言えませんが、あったかい作品。

こんな本に出会ったときが本好きで良かったなぁとしみじみ思える時だったりします。

文句なしに星5つ。

子どもがいる方や子どもと普段接している方には特に読んでほしい、そんな本です。

きよしこ (新潮文庫)

きよしこ (新潮文庫)