7ELEVEn

今日読んだのはこちら。

最近は来年度の事業計画を作っていることもあり、仮説思考とか、問題解決といった本に傾倒してます。

セブンイレブンの看板は良く見ると7ELEVE”n”ということや新幹線の特急券と乗車券が出てくる向きだとか、面白いネタをはさみながら、「人は何万回見ても、見えないものは見えない。発見力も発想力も、基本は同じ。他の人には見えていないものを見る力です。」ということを説いています。

クチコミほどには面白くなかった、というのが本音ですが、幾つか参考にしたいポイントがありました。以下はMEMOです。

・なぜ?という本質に迫る疑問を持たなければならない。本質的な疑問を持たないと、目の前にあるものの改善策しか思いつかない。

マズロー欲求段階説は当たっている。女子高生のプリクラ集めは「誰かに愛されたい、誰かと仲間でいたい」という三段階目の「愛・所蔵の欲求」。自分がその仲間に属しているということを確認している。ルーズソックスも「友情確認商品」であり、その欲求を満たせるものが売れる。

女子高生たちはそれだけでは満足できなくなる。今度はヴィトンのバックが欲しい。これは四段階目の欲求、「承認の欲求」であり、仲間の中で自分は認められたいという欲求。それを卒業すれば、きれいになりたいとか、能力を磨きたいとか、最後の「自己実現の欲求」へと向かう。(現実では承認の欲求から成長しない人が多い。)

・人は、関心のあることしか、目に入らない。無理やりにでも関心の幅を広げるうえで、新聞はもっとも手軽で良い教材。我慢して1面から順に目を通す。これも訓練。

・問題解決の経験をたくさん積むことが問題発見の能力につながる。問題解決を徹底すれば、新たなものが見えてくる。