保険の知識パート2

先日、保険についてブログに書きましたが、本日はそのパート2です。

「役に立った!」という評判をメール等々でもらいましたので調子に乗って第二弾です。

偶然、最近Webでも保険について「考え直すべきだ」という論調がよく見られます。断然、ぼくの説明よりもわかりやすい内容なのでページを紹介します。

■「掛け捨て保険は損」のウソ

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お祝い金がつくタイプも結局は、お祝い金の分を積立てているだけで、結局残りは掛け捨てをしているのと同じこと。しかも給付金をもらうなど、条件によってはお祝い金がもらえないので決してトクとはいえない・・

そして、前回言いたかったことがピンポイントで書いてあったので引用します。

 早期に死亡するか長生きするか、入院するかしないか、将来のことは不確実です。民間医療保険だけでなく、保険商品を損得で考えるのは意味がありません

 仮に、「入院給付金日額1万円・1入院限度120日」という契約であれば、1回の入院で受け取れる入院給付金は120万円が限度。これを保険料というコストを払ってまで準備する必要があるかどうかを検討すべきでしょう。 

■宝くじは”夢”を売っている。生命保険は”安心”を売っている。

コチラは今日、ビジネスメディアにアップされていた記事。→生命保険は悲惨なギャンブル

 こちらも先日のブログで言いたかったことがピンポイントで書かれているので引用します。

 期待と不安は、われわれに確率以上に大きな代償を求める。つまり生命保険は、私達に安心という“感情”を売っているわけである。また宝くじの1等も、250万分の1という極小の当選確率が持つ数字的意味は忘れ去られ、「3億円が当たるかもしれない」と期待する感情にばかり焦点が当てられる。このような感情志向に基づいて判断を繰り返していけば、自然と財布の中身が薄くなっていくことは、誰にでも分かることだ。

■保険に入る場合は?

 これまでの記事ではいかにも保険に入ったらいけない!といった立場でしたが、これまでご紹介した内容を把握した上で、自分の状況にあった保険に入れば問題ないかと思います。

 ぼく個人的には結婚した時点で、例え死んでも子どもと嫁さんを不自由させないだけの費用を計算してその分の死亡保障には入りますし、治療方法に幅をもたせるためにがん保険には入るつもりです。

 また、60歳以降の医療費に不安があるときは今のうちに保険の保険として安い終身医療保険(今だったら1600円くらいですが、50歳時点で入れば月々8000円くらいはします・・)

そんな時にどんな保険会社を選ぶのかということですが、一言でいえば「カタカナの保険会社」を選べということです。

ソニー生命アフラック、損保ジャパン、アクサ生命。。そのどれもが昔からある日本の保険会社より魅力ある商品を格安で提供しています。4月21日号の東洋経済で、保険商品のランキングが公開されていますが、トップテンのうち5位まではすべてカタカナ生保です。

昔からある日本の保険会社の方が安心!とかお思いかもしれませんが、そんなことはもちろんありません。むしろその逆なんじゃあないかと思うくらいです。