3年目の転機

金曜日に内示を受け、明日に辞令が発令されることになりました。

4月より新たな勤務地は大阪。

仕事・人生の転機を迎えるであろう3年目以降の場所として、関西に戻ってこられたことにホッとしているところでもあります。

部署が明日まではわからないのでどのような仕事をするのか詳しくは分かりませんが、希望通りシステムエンジニアでやっていけそうな感じです。

すぐに慣れるんだろうとは思いますが、今までとは仕事のやり方も立場も違う環境下でどこまでやっていけそうなものか、少しドキドキしとります。

まぁ仕事の話は辞令が出てからにするとして、ここからは引越しの話。大阪に決まったのでとりあえず最大半年くらいは実家から通うつもりです。

そこで、不要になるのが”車”。

自宅付近だと月々1.5万くらいは駐車場代かかるし、車検ももうそろそろやし、4月をまたぐと自動車税もかかってくるし、、、

というわけで、そこまで愛着もなかったので車を即決で売ることにしたわけです。

もちろんのこと、まずはネットでリサーチ。買取専門店がディーラーより高く買い取ってもらえるということで早速無料査定を依頼。 

買取専門店がやってくる前に、まずは自分なりの基準を作るのが重要です。

でないと相手の交渉に飲み込まれてしまいますし足元見られちゃいます。 

事前のリサーチによると、ディーラー査定(全国平均)で20万円、友人の知り合いの車屋さんに電話で聞いてもらったら20~40万円とのこと。

取得費用が65万円ということから考えると、1年9ヶ月前当時、これを売りに出した人の売価はおそらく高くて45万円程度。

そこから1年9ヶ月、ぼくが1万キロを走り倒したわけで、納得できる使用料を1ヶ月1万円とすると、計21万円。

ということで基準額を出すと24万円となるわけです。これを心にとめて買取店との戦いに挑もうと決意しました。 

買い取り屋さん到着。特に傷もないので外観をさらりと見るだけ見て、あとは自宅で交渉開始。

気になる提示額は20万円。まぁ提示はこれくらいでしょう。でもこんなもんで即決した日には関西人が廃ります。

悩んだ結果、一発目のスタンスはこんな感じ。

「こんなもんなら、引っ越しに車も使うことやし地元帰ってから気長に売ります。知り合いに車屋もいてるんで別に今日売らなくてもいいですし」

バイク買い取りの経験もあるので、こういう業者が一番イヤがるのは収穫なしで査定だけで帰ることだろうとにらんだわけです。

まずこれで一発で、「即決なら23万」という感じに上がりました。

まだこちらの売りたい価格には及びませんが、ちょっとでもあがったらそれは交渉のチャンス!!

こっから約2時間、粘りに粘りました。

先方も関西人、しかも滋賀県出身の近江商人。なかなか手ごわい。最終的には1千円単位の交渉に及びました。

結果は28万1千9百円也。何故にこんな端数なのかというのはまぁいろいろあるわけですが、最終的には自分の言った値段で成立させるというのが値切りのときの僕のポリシーなのでこんな結果となるわけです。

次のアポを1時間も遅らせてしまい、結果的には缶コーヒーオゴりますから勘弁して下さいとまでというところまでもつれましたが、何とか満足できる値段で売ることができました。

しかし、車ってのは高い買い物なんだなぁとつくづく痛感したわけです。65万で車買っても何だかんだで100万位は諸費用合わせてかかるわけで

今回手に入ったお金を全部使ってもローンは完済できません。。

静岡という地において、車はマストアイテムであったとはいえ、何ともいえないむなしい気持ちになるわけです。

転勤族である以上、次に再び田舎に行っても、車に金はかけずにレンタカーとかタクシーでやってくという手も堅実に考えていく必要がありそうです。