ちょいと一息

今週末、日頃たまりにたまった疲れをとりに、大学時代の友人4人で下呂温泉に行ってきます!

下呂温泉草津、有馬と並ぶ日本三名泉のひとつ。一度は行ってみたかった温泉です。

今回泊まる旅館は下呂温泉の中でも有名な老舗のひとつ、湯之島館。
昭和6年創業の大自然に囲まれた老舗旅館。昭和天皇もご宿泊された名旅館であります。

せっかく行くのでうんちくを調べてみました。

昭和二年、下呂温泉湯之島館のプロジェクトははじまりました。

延べ人員六万人、大規模工事が完成の時を向かえたのは、着工から二年後、昭和六年十一月。こうして「湯之島館」は、この地のシンボルとして開業しました。

百万長者といわれた時代に、投資総額百万円と言いますから、相当大規模な工事であった事がうかがえます。

その建築は、「日本に誇れる温泉施設を建設する」と言う、岩田の想いを反映し、設計の段階から、文化人などを招き、それまでの「旅館」というスタイルとは異なる手法が用いられました。

設計と監督を務めたのは、当時新鋭の建築家であった丹羽英二氏。彼は木造和風建築と近代洋風建築との融合をテーマにしたと言われています。木造建築の集大成とも言える本館は3階建て数寄屋造りの客室をメインに「居心地の良さ」を追求した棟で庭園の樹齢数百年の杉や桧と共存しているかの様にその風貌を維持しています。

また、当時としては珍しい半木造半鉄筋コンクリートの建物で、モダンな館が娯楽館です。鹿鳴館調のダンスホールや家族湯・会議室等が混在し、時代の移りを見守るかの様にその重厚なデザインを維持しています。この洋館の無駄のない計算されたデザインと、ストレスを感じさせない居心地の良さは時の文人達に好まれたと聞いています。

飛騨牛食って、ほっこりして、うまいもん食って、卓球して、もう一回ほっこりして、日頃たまりにたまった疲れを発散してきます!