甘くてすっぱい青春時代

今日のおすすめはこれ。

おっぱいバレー

おっぱいバレー

 

 「騙されました。だって、こんなタイトルですから。思いませんよね、普通は。泣かされました」

劇団ひとりのこんな帯書きがついていましたが

まさにそんな感じで良い意味で裏切られました。

まず、舞台はなんと浜松市浜名湖やミカン畑といった情景に親近感がわきます。

内容としては、顧問の先生との県大会に優勝したら「おっぱい」を見せてもらう約束のためにだめだめのバレーボール部が一丸となってがんばる、という何ともあほらしいストーリーであります。

男にならきっとよくわかる。欲の塊の”中学生の男”という生き物が実によく表現されてます。

こんなことを言うと民主党に怒られそうですが、やっぱり女性にはこの気持ちは理解できません。

電子辞書だけで興奮する、こんな生き物を理解できるはずはありませんし、逆に理解されるのも嫌です(笑)

ある意味すごく”健全な”青春小説でした。

気楽に、そして一気にこの世界に入り込むことができます。

映画、そして執筆中という続編にも期待。

書くのも恥ずかしくなるようなタイトルではありますがいろんな雑誌でけっこう取り上げられたり、本屋でも特設コーナーでPRもされていたので、読んでみました。