大変ご無沙汰しています、2ヶ月ぶりの更新になります。
2,3月はプロジェクトがスタートして土日とかもあまり関係のないツラい生活を送ってまして、まぁ言い訳をしてみるとそんなこんなで更新できずでした。
久々に再開しようと思ったのは、4月2日から昨日まで、高校の部活以来感じたことがなかったようなアツい経験をしてきたから、そのとき感じたその気持ちってものを一応書き留めておこうと思ったからです。
何をしてきたのかというと、新入社員の研修のクラスチューターとして1週間寮に泊まり込んで、毎日めいっぱいのカリキュラムと毎日の飲み会、そして研修日誌のコメント書きといった、チューターとしての仕事をやってきたわけです。
大きく分けて3つの出会いがあり、それぞれに多くのことを発信することでそれ以上のことを吸収させてもらいました。
まずひとつ、クラスのメンバー。新入社員研修と言うことで、たった数日前まで学生だった人間ばかり。
今回の目標はかっこよく言えば○○の醸成とかいろいろあるものの、やはり一言でいってしまえば、「社会人にさせる」この一言につきます。
あいさつ、身の回りの整頓、文章の書き方。
小学生に言うようなことに見えるかもしれませんが、なかなかできてないのが現実です。その反面、会社に入ってから実はけっこう大事な3つの要素でもあります。
知らない間に「こいつらの将来のためや!!」なんてアツい気持ちが滾ってきて、教壇で怒ったりもしてみた。
何度も怒ったけど、その度にちゃんと反応が返ってきて日に日に当たり前のことを当たり前にできるようになってきた。
あいさつもうちのクラスが一番元気に目立ってきた。
そういう意味ではものすごく厳しいクラスやったけど、どのクラスよりもアツいクラスやった。そのへんはメンバーも十分理解してくれたと思う。
最後に花束とか、みんなの写真付きメッセージのアルバムをもらったり、目頭が熱くなるようなこともしてくれた。
最高やった。
二つめ、先生役である人事担当者との出会い。うちのクラスの担任はどのクラスよりも厳しい先生やった。
チューターに求めることも格段に厳しかった。
「おまえらは新入社員にどうなってほしいのか」
この部分を掘り下げて掘り下げて聞かれた。
言葉につまると、そこを具体的にしてなどうするんや!と一喝された。
そんな担任のおかげもあって、今回はひたすら考えた。こんなときどうしてやるんが一番なんだろう、こいつにはどう接したらいいんやろ、
こっちもチューターは初めてやること。
どうしたらええんかわからんことばっかりで、考えに考え抜いた。何でこんなに厳しいんやろ、とか思ったこともあったけど、自分のためなんやって思えることをところどころでしっかりしてくれたから、最後まで愛のムチなんやって思いながらやりぬくことができた。
最後の日には昼食につれていってもらい、席を予約とかまでしてくれてた粋な人だった。
最後の最後に「おまえはアツかった。誰よりもアツかった。チューターの鏡やった」とか言ってもらえて、ほんまに熱いもんがこみ上げてきた。
3つめはチューターのみんな。長くなってきたので簡潔に書くと、全国から一人ずつ集められてきてるわけやけど、みんながみんなアツすぎる。
あんだけ本気で一つの役割に対して取り組めるみんなはたぶん仕事でもそんだけ本気に取り組んでるんやろな、それだけでも十分刺激になった。
打ち上げ後のコメントもみんなアツすぎた。
涙流しあって、抱き合って、はたから見たら昭和のドラマみたいかもやけど、アツい経験を共有しあったからこそなれるふしぎな一体感。
1日1~2時間の睡眠時間で6日間、突っ走ってきてほんまによかった。まさかこんな経験が会社に入ってからできるとは思わなんだ。
たぶん一生忘れることはないでしょう。